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RISU Japan

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本社所在地 日本の旗 日本
〒113-0033
東京都文京区本郷3-21-8 ケイアイビル6F
設立 2014年7月
RISU Japan株式会社
RISU Japan Inc.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
〒113-0033
東京都文京区本郷3-21-8 ケイアイビル6F
設立 2014年7月
業種 サービス業
法人番号 8010001161923 ウィキデータを編集
事業内容 タブレット型通信教育「RISU算数」の運営、学習塾運営、教育関連機器の開発・販売
代表者 代表取締役 今木智隆
資本金 7,000万円
従業員数 110名
外部リンク www.risu-japan.com
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RISU Japan株式会社(リスジャパン、英: RISU Japan Inc.)は、小学生向けのタブレット型通信教育サービス「RISU算数」などを提供する東京都文京区の企業。2014年7月、今木智隆と加藤エルテス聡志によって設立された[1]。代表取締役は今木智隆[2]。

「才能を、科学する」を企業理念に掲げ、学習者の理解度に応じて出題内容を変化させる無学年制のタブレット教材を中核として、直営学習塾、ロボットプログラミング教室、英語教材など複数の事業を展開する。日本国内のほか、アメリカ合衆国カリフォルニア州サニーベールに子会社「RISU USA, LLC」を置き、北米向けにサービスを提供している[2][1]。

主力サービスである「RISU算数」は、児童一人ひとりの学習データを独自のアルゴリズムで分析し、理解度・習熟度に応じて問題と解説動画を出し分けるアダプティブ・ラーニング型の通信教育サービスである[1]。無学年制を採用しており、同社発表によれば利用者の約75%が実際の学年より先の単元を学習しているとされる[3]。

東京大学をはじめとする難関大学の学生がチューターとして動画による個別指導を行うのが特徴で、保護者に対してはウェブ上の管理画面を通じて学習進度や理解度が報告される[4]。同サービスの学習支援システムは2017年に特許を取得している[5][1]。

沿革

創業と主要サービスのローンチ(2014年 - 2015年)

  • 2014年7月 - 今木智隆と、元マッキンゼーの加藤エルテス聡志によりRISU Japan株式会社を設立[1]。
  • 2014年12月 - 小学生向け算数タブレット教材「RISU算数」の正式提供を開始。
  • 2015年1月 - 未就学児向けサービス「RISUきっず」の提供を開始[6]。
  • 2015年3月 - 学習データに基づく個別フォローサービスを開始[7]。
  • 2015年8月 - アメリカ合衆国に子会社「RISU USA, LLC」を設立し、英語版サービス「RISU Math」を提供開始[8]。
  • 2015年12月 - 中学受験を視野に入れた「受験基礎コース」の提供を開始[9]。

事業拡大と特許取得(2016年 - 2018年)

事業の多角化と国際展開(2019年以降)

  • 2019年6月 - スタンフォード大学出身でシリコンバレーで実績を持つSunil Mirapriがグローバル・ビジネス顧問に就任[21]。
  • 2019年8月 - 「RISU算数」が第13回キッズデザイン賞(子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門)を受賞[22]。
  • 2020年4月 - 新型コロナウイルス感染症拡大に伴う休校を受け、小学1 - 2年生向けに無償の「RISU小学生オンラインスクール」を開校[23]。
  • 2020年7月 - カスタマーサポート拠点として北海道チームを発足[24]。
  • 2021年2月 - 社会貢献プロジェクト「学びのバトン」により、岡山県赤磐市の放課後児童クラブと提携[25]。
  • 2021年7月 - 中国・深圳市のShenzhen Xuezhiyou Technologyと、包括的なデバイス開発に関する業務提携を締結[26]。
  • 2022年2月 - ベルリッツ・ジャパンと提携し、子ども向け英語レッスン動画サービス「ハロー!ベルリッツ」を提供開始[27]。
  • 2023年1月 - 幼児向け英語動画サービス「RISUきっずEnglish」を提供開始[28]。
  • 2023年7月 - 代表・今木の著書『小学生30億件の学習データからわかった 算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法』(文響社)が発売[29]。
  • 2023年 - 「RISUきっずEnglish」が第16回ペアレンティングアワード(モノ・サービス部門)を受賞[20]。
  • 2024年3月 - 寝かしつけプロジェクター「Astrum」を発売[30]。
  • 2024年6月 - 「RISU算数」および「RISUきっず」が一般社団法人日本子育て支援協会の「子育て支援大賞2024」を受賞[31]。
  • 2024年9月 - 「RISU算数」「RISUきっず」の料金体系を初めて大幅に改定[32]。
  • 2025年3月 - 算数オリンピックメダリスト経験者等の要望を受け、小学生向けの「数学コース」を提供開始[33]。

主なサービス

RISU算数

小学生を対象とした、算数に特化したタブレット型通信教育サービス。低学年・高学年あわせて全94ステージで構成され、1ステージあたり75~100問程度の問題が配信される。各ステージの末尾に達成テストが設けられており、これをクリアすることでステージ修了となる[34]。

利用者は契約開始時の実力テストの結果に応じて開始地点が決まる仕組みで、学年に縛られずに進度を決められる「無学年制」を採用している。高学年コースを修了すると「中学受験基礎コース」に進むことができ、2025年3月からは卒業生や算数オリンピックメダリストからの要望を受けて「数学コース」(Basicから代数・幾何・統計へ)が追加された[33]。

RISUきっず

年中・年長の未就学児を対象としたタブレット教材。数の概念から時計の読み方、簡単な足し算・引き算まで、就学前に身につけたい算数の基礎を扱う。ひらがなが十分に読めない児童のために問題文の音声読み上げ機能を備える。全12ステージを修了すると自動的に「RISU算数」のステージ1に移行する[6]。

RISU塾・ロボットプログラミング教室

東京都文京区・中央区、神奈川県川崎市、福岡市などで、東京大学をはじめとする現役大学生が講師を務める個別指導塾「RISU塾」を展開。算数の指導に加えて読書感想やプレゼンテーションの指導も行っている[10]。また、神奈川県横浜市および東京都中央区には、ロボットを用いた小学生向けのプログラミング教室を展開している[15][16]。

英語関連サービス

2022年よりベルリッツとの提携による子ども向け英語動画レッスン「ハロー!ベルリッツ」を、2023年より幼児向けの「RISUきっずEnglish」を提供している。後者はRISUきっずのタブレット内で視聴可能で、算数の学習内容と連動した英語動画を配信する点を特徴とする[27][28]。

その他の事業

姿勢改善を目的とした「スマート姿勢改善ペン」、寝かしつけ用プロジェクター「Astrum」など、算数教育以外のプロダクト開発も展開している[30]。また、代表・今木による書籍の出版、連載記事の執筆も行っている[29]。

特徴・技術

アダプティブ・ラーニングとデータ分析

RISU算数の中核は、児童一人ひとりの解答データ(解答時間、正誤、習熟度、つまずきの箇所など)をサーバー上で収集・分析し、個別に最適化された問題・復習テスト・解説動画を配信するアダプティブ・ラーニング技術である。同社は累計で数十億件規模の学習データを蓄積していると公表しており、2023年時点では「30億件」の学習データに基づくカリキュラム改善を行っているとしている[35][29]。

インタビュー記事によれば、解答が一定以上の点数で推移しているうちは解説を配信せず、つまずきを検知した段階で初めて解説動画が送られる「問題を先に解かせる」設計思想が特徴で、従来の「教えてから解かせる」指導とは逆のアプローチを採っているとされる[1]。

個別フォロー

東京大学・早稲田大学・慶應義塾大学などの学生を中心とするチューターが、収集された学習データをもとに電子メールおよび動画レッスンによる個別フォローを行う。2018年からはプロのナレーター・声優を起用した「プレミアムフォローレッスン」も提供されている[17]。

特許技術

2017年11月、同社の学習支援システムの新規性が認められ特許を取得した。特許の対象は、学習者の理解度に応じて問題を出し分けるアルゴリズムと個別フォローの仕組みとされる[5][1]。

社会貢献活動

  • 学びのバトン - 健康上・経済上・地理的理由で学習環境の整わない子どもに対し、使用済みタブレットを寄贈するプロジェクト。2021年2月には岡山県赤磐市の放課後児童クラブとの提携を開始した[25]。
  • マーシャル諸島への教育支援 - 教育機会の乏しい同国にタブレットを寄贈。同社発表によれば、RISU算数を導入した小学校が政府の全国統一学力試験で大幅な学力向上を記録したとされる[36]。
  • 待機児童問題への支援 - 保育園の「不承諾通知」を1万円分で買い取る支援キャンペーンを実施した[2]。

受賞

  • 2019年 - 第13回キッズデザイン賞(子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門、RISU算数)[22]
  • 2023年 - 第16回ペアレンティングアワード モノ・サービス部門(「RISUきっずEnglish」)[20]
  • 2024年 - 第5回日本子育て支援大賞(RISU算数およびRISUきっず)[31]

消費者紛争

2017年、RISU Japanのタブレット教材の解約に関する紛争案件が東京都消費生活総合センターに持ち込まれ、東京都消費者被害救済委員会による裁判外紛争解決手続(ADR)の対象となった。基本料金の返金可否などを争点とするもので、委員会は調停案を示したが、RISU Japan側がこれを受諾しなかったため、あっせん・調停は不調に終わった[37]。

同社は利用料金体系(基本料金の年間一括払い、残期間分は返金不可、学習進度に応じた月額利用料の加算)について、公式サイトや契約規約で明示する対応を行っている[34][38]。2024年9月には、基本料金および利用料を含む料金体系の大幅改定を実施した[32]。

経営陣

代表取締役:今木智隆

今木智隆(いまき ともたか)は、京都大学大学院エネルギー科学研究科を修了後、デジタルマーケティング分野のコンサルティング会社であるビービットに入社。同社国内コンサルティングサービス統括責任者を経て、2014年にRISU Japanを設立した[1][29]。著書に『10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方』(2019年、文響社)、『小学生30億件の学習データからわかった 算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法』(2023年、文響社)、『30億ビッグデータからわかった 勉強ができる子と親がやっていること』(BOW&PARTNERS)などがある[29][2]。

共同創業者:加藤エルテス聡志

マッキンゼー出身。著書に『プログラミングは、ロボットから始めよう!』(2017年、小学館)がある[1]。

グローバル・ビジネス顧問:Sunil Mirapri

スタンフォード大学コンピュータサイエンス学修士出身で、NetflixやSilicon Graphicsなどで活躍し、多数の特許を取得した経歴を持つ[21][2]。

脚注

関連項目

外部リンク

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