Sophia (アルバム)

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キャッチコピーは「こっちを向いてくんなけりゃ、イヤッ。」。

前作から約8か月ぶりとなるスタジオ・アルバムで、コ・プロデューサーにヒュー・マクラッケンを起用し、レコーディングはアメリカニューヨークにあるレコーディングスタジオ『ザ・パワー・ステーション』で行われた[1]

制作

1982年に発売された「赤道小町ドキッ」の様なテクノ色強めな方向性も一段落した頃に、日本コロムビアの宣伝担当(当時)だった渡部洋二郎が「次のアルバムはやっぱりニューヨーク録音でしょう」という提案で、製作が進められた。

ただ、山下のディレクターだった福岡智彦は、「単に海外がイヤ」「自信がない」という理由で海外でのレコーディングは反対を貫いていた。その間に、渡部がコーディネーターを探し、ほとんどの段取りをセットアップ[注 1]してしまった挙句、音楽プロデューサーヒュー・マクラッケンに依頼したこともいつのまにか決まっていたという[1]。また、福岡は当時、ヒュー・マクラッケンのことを全く知らなかったと語っている[1]

レコーディング

レコーディングは、アメリカニューヨークにあるレコーディングスタジオ『ザ・パワー・ステーション』で行われ[2]レコーディング・エンジニアに、ラリー・アレクサンダー、参加ミュージシャンに、リック・マロッタドラム)、トニー・レヴィンベース)、ドン・グロルニックキーボード)が参加した。セッションは、夜の8時に開始され、終わるのは夜中過ぎだったという[2]

福岡は、自分の希望を伝えて修正をお願いしようとするものの、英語では上手く伝えることができず、通訳として同行した折重静子と一緒に会話を交わすものの、折重にとって初めてのレコーディングの仕事だったため、専門用語をうまく福岡に伝えることができなかったという[2]

収録曲

SIDE A

LPレコード[3]
全編曲: Hugh McCracken[注 2]
#タイトル作詞作曲時間
1.ちょいまちBabyなごりのキスが銀色夏生大沢誉志幸
2.LOVERステッカー銀色夏生亀井登志夫
3.恋する乙女KumikoKumiko
4.今夜もBad Trip銀色夏生大沢誉志幸
5.気持ちいいじゃないTonightKumiko岡本一生
合計時間:

SIDE B

LPレコード[3]
全編曲: Hugh McCracken[注 2]
#タイトル作詞作曲時間
1.こっちをお向きよソフィア康珍化大沢誉志幸
2.I Know, You Know下田逸郎後藤次利
3.Please Don't GoKumikoNOBODY
4.Darlin' Darlin'竹花一子NOBODY
5.秋ラメきれないNight Movie銀色夏生筒美京平
合計時間:

楽曲解説

SIDE A

  1. ちょいまちBabyなごりのキスが
  2. LOVERステッカー
    • ヒュー・マクラッケンの紹介で、コーラスカーリー・サイモンが参加した。山下のディレクターだった福岡智彦は、カーリーに日本語でコーラスを依頼したため、「さすがにギャラを払わないとまずいかもしれないけど、いったいいくら払えばいいんだ」と思いながら、マクラッケンに相談したところ、「お花でもプレゼントすればいいよ」と近くの店で買ってきた花束を差し出したという[5]
    • 2014年にリリースされた大澤誉志幸とのコラボレーションアルバム『&Friends II』[6]にてセルフカヴァーした。
  3. 恋する乙女
  4. 今夜もBad Trip
  5. 気持ちいいじゃないTonight
    • ヒュー・マクラッケンの紹介で、ビリー・ジョエルシンセサイザーのベル音を挿入した。当時ビリーは、足を骨折しており松葉杖でスタジオ入りしたという[5]。その時ビリーは、「ギプスにサインをしてくれ」と頼まれ、山下はマジックでサインを書き、福岡は、ノートにビリーのサインを書いてもらったという[5]。また、「LOVERステッカー」同様、コーラスにカーリー・サイモンが参加した。

SIDE B

  1. こっちをお向きよソフィア
    • アルバムと同時発売されたシングル。
  2. I Know, You Know
  3. Please Don't Go
  4. Darlin' Darlin'
  5. 秋ラメきれないNight Movie
    • シングル「こっちをお向きよソフィア」のB面曲。

参加ミュージシャン

Special Thanks

関連項目

脚注

外部リンク

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