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カーリー・サイモン

アメリカ合衆国のシンガーソングライター From Wikipedia, the free encyclopedia

カーリー・エリザベス・サイモン(英語: Carly Elisabeth Simon、1943年6月25日 - )は、アメリカ合衆国出身の女性シンガーソングライター、ミュージシャン。フォークソング出身で、1970年代からソロに転向し、開花。1980年代にはアカデミー賞を受賞するなど、米国の代表的アーティストとして知られる。

出生名 カーリー・エリザベス・サイモン
生誕 (1943-06-25) 1943年6月25日(83歳)
概要 カーリー・サイモン, 基本情報 ...
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第14回グラミー賞受賞。1988年度アカデミー歌曲賞受賞。1994年にソングライターの殿堂(英語版)入りを果たした[3]。

「ビルボードの選ぶ歴史上最も偉大なHot 100女性アーティスト」において50位[4]。

略歴

ニューヨーク・ブロンクスの非常に裕福な家庭の子女として育った。父親は米国の大手出版社サイモン&シュスター創業者のリチャード・L・サイモン(英語版)。1964年に姉のルーシーとフォーク・デュオのサイモン・シスターズを結成する。

1971年2月、アルバム『Carly Simon』でソロ・デビューを果たす。「幸福のノクターン」「アンティシペイション」がヒットした。第14回グラミー賞(1972年3月開催)で最優秀新人賞を受賞[5]。

1972年に、ミック・ジャガーがバックボーカルで参加した曲「うつろな愛 (You're So Vain) 」及びアルバム『ノー・シークレッツ』(プロデュースはリチャード・ペリー)をリリースし、翌1973年にはシングル、アルバム共に全米1位の大ヒットとなる[5]。うつろな愛 (You're So Vain) 」のヒットに伴い来日。TV出演の際、「日本のファンに一言」と言われて来日第一声が "Drive carefully." であり通訳が笑いを堪えられず(訳は「運転に気をつけなさい」)日本の女性と違う自由の国アメリカから来た女性として強烈な印象を残した。

同1973年11月にはジェームス・テイラーと結婚し、後に2児をもうけた。二人の間に生まれた子どもは1988年のマーサズ・ヴィンヤード島でのライブに "IItsy Bitsy Spider" の子どもたちのコーラスとして参加している。余談だが、竹内まりやはこの時の憔悴し切ったカーリーを見て『元気を出して』を制作している[6]。1974年にはテイラーとのデュエットによるカバー曲「愛のモッキンバード」及びアルバム『ホットケーキ』がヒットした。ジェームス・テイラーとは1983年に離婚した。

カーリー・サイモンは1970年代前半のシンガーソングライター・ブームの一翼を担った。当時の音楽シーンで内省的なアーティストが多かった中で、明るく活動的なイメージを持ち、女性アーティストとしてはキャロル・キングやジョニ・ミッチェルと並ぶ人気を誇った。

1977年には映画「007 私を愛したスパイ」の主題歌「私を愛したスパイ (Nobody Does It Better) 」が全米2位のヒットとなる[5]。さらに1978年にはマイケル・マクドナルドと共作した「ユー・ビロング・トゥ・ミー」が全米6位を記録し、収録アルバム『男の子のように』はBillboard 200で10位に達した[5]。1981年には自身初のスタンダード集『トーチ』を発表した[3]。

1989年には映画「ワーキング・ガール(Working Girl)」の主題歌「Let the River Run」(邦題 ステップ・バイ・ステップ)でアカデミー歌曲賞を受賞している[7]。

この曲は後にTBS系ドラマHOTELの主題歌として1990年に白鳥英美子、1992年に島田歌穂によってカバーされ、1994年にはドラマの挿入歌として使用された。

2005年にスタンダードのカバー集『ムーンライト・セレナーデ(英語版)』が全米7位を記録し、27年ぶりの全米トップ10アルバムとなった[5]。

2022年5月4日、米Rock & Roll Hall of Fame Foundationのロックの殿堂にて、パフォーマンス賞を受賞[8]。

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

  • 『カーリー・サイモン』 - Carly Simon(1971年)
  • 『アンティシペイション』 - Anticipation(1971年)
  • 『ノー・シークレッツ』 - No Secrets(1972年)
  • 『ホットケーキ』 - Hotcakes(1974年)
  • 『人生はいたずら』 - Playing Possum(1975年)
  • 『見知らぬ二人』 - Another Passenger(1976年)
  • 『男の子のように』 - Boys in the Trees(1978年)
  • 『スパイ』 - Spy(1979年)
  • 『パーティへようこそ』 - Come Upstairs(1980年)
  • 『トーチ』 - Torch(1981年)
  • 『ハロー・ビッグ・マン』 - Hello Big Man(1983年)
  • 『スポイルド・ガール』 - Spoiled Girl(1985年)
  • 『カミング・アラウンド・アゲイン』 - Coming Around Again(1987年)
  • 『マイ・ロマンス』 - My Romance(1990年)
  • 『愛に揺れる想い』 - Have You Seen Me Lately(1990年)
  • 『届かぬ手紙』 - Letters Never Sent(1994年)
  • 『フィルム・ノアール〜銀幕への想い』 - Film Noir(1997年)
  • 『ザ・ベッドルーム・テープス』 - The Bedroom Tapes(2000年)
  • 『ムーンライト・セレナーデ』 - Moonlight Serenade(2005年)
  • 『イントゥ・ホワイト』 - Into White(2007年)
  • 『ディス・カインド・オブ・ラヴ』 - This Kind of Love(2008年)
  • Never Been Gone(2009年)

ライブ・アルバム

サウンドトラック

その他のアルバム

  • Romulus Hunt: A Family Opera(1993年) - サイモンが作詞・作曲したオペラ作品のアルバムで、サイモン本人はボーナス・トラックのみ歌唱。

脚注

外部リンク

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