本車は、戦車やその他装甲目標だけでなく、低空飛行目標に対しても有効性を発揮する。APFSDS-T弾を発射可能な125 mm 2A46M滑腔砲は、2,000m以上の距離で500mmの装甲を貫徹可能である。T-72M4 CZはロシアのT-90Sに対抗し得る性能を持ち、設計当初、T-72戦車の最高の近代化改修車両であった。
チェコがNATOに加盟すると、整備する戦車の必要数が減少し、戦車の近代化改修計画数は徐々に減少した。最初は140両、後に33両にまで減少した[2]。当初、費用は140両で190億Kčと想定されていたが、削減後の費用は45億Kčにまで減少した。しかし、量産数が減ったことにより一両当たりの改修平均価格は1億5,000万Kčに達した。基本バージョンの27輌のT-72M4 CZ戦車の価格は44億6,300万Kčとなり、それに加えて、KMT-72M4地雷原処理戦車3両、NBZ-90工兵戦車3両、VO-72M4爆破型地雷除去戦車3両などの派生装備が購入され、近代化の総費用は49億5,300万Kčに増加した。2003年から2005年にかけて、国営企業VOP025で計30両が生産され、そのうち3両はT-72M4 CZ-W指揮戦車で、無線局が2つあり、同中隊の指揮機能を果たすために必要な拡張BVIS機能(CDU-BVIS=Commander Display Unit for BVIS)を備えていた。3両の指揮戦車の価格は4億7,100万Kčだった[3]。