TFIID
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構造
TFIIDはTATA結合タンパク質(TBP)と、TBP関連因子(TBP-associated factors、TAF)と呼ばれるいくつかのサブユニットから構成される。試験管内では、TATAボックスを含むプロモーターの転写にはTBPのみが必要である[1]。しかしながら、TAFはプロモーター選択性を付与し、TBPが結合するTATAボックスが存在しない場合に特に重要である[2]。TAFはTFIID[3]そしてB-TFIID[4]と呼ばれる2種類の異なる複合体中に存在する。TFIID複合体はTBPと8種類以上のTAFから構成される。しかし、TBPの大部分はB-TFIID複合体中に存在し、この複合体はTBPとTAFII170(BTAF1)が1:1の比率で結合したものである[5]。TFIIDとB-TFIIDは機能的に等価ではなく、TFIIDを用いた転写反応はSP1などの遺伝子特異的転写因子に応答するのに対し、B-TFIIDを用いて再構成された転写反応では応答しない[5]。
TFIID複合体のサブユニットには次のようなものがある[1]。
- TBP (TATA結合タンパク質)
- または動物に存在するTBP関連因子 (TBPL1; TBPL2)[6]
- TAF1 (TAFII250)
- TAF2 (CIF150)
- TAF3 (TAFII140)
- TAF4 (TAFII130/135)
- TAF4B (TAFII105)
- TAF5 (TAFII100)
- TAF6 (TAFII70/80)
- TAF7 (TAFII55)
- TAF8 (TAFII43)
- TAF9 (TAFII31/32)
- TAF9B (TAFII31L)
- TAF10 (TAFII30)
- TAF11 (TAFII28)
- TAF12 (TAFII20/15)
- TAF13 (TAFII18)
- TAF15 (TAFII68)