基本転写因子
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GTFは遺伝子調節の過程に深くかかわっており、ほとんどが生きていくうえで不可欠なものである。TATA結合タンパク質はすべての遺伝子領域の直接的な上流に存在するTATAボックスに結合するGTFである。これらのタンパク質は至る所に存在し、すべてのクラスII遺伝子の転写開始の位置を含むDNAのプロモーターの中心となる部分と相互に作用し合っている。
すべてのGTFが転写開始に関する役割をもっているわけではなく、一部のGTFは転写の第2段階である伸長に必要である。たとえば、FACT複合体の仲間(酵母におけるSpt16/Pob3やヒトにおけるSUPT16H/SSRP1)は、RNAポリメラーゼIIの遺伝子のencoding領域での動きを速くする働きがある。これはヒストンが活動しているポリメラーゼの経路からはずされ、それによりクロマチンが濃縮されることにより起こる。