Tuta
ドイツのエンドツーエンド暗号化電子メールサービス
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概要
Tutaは、Tuta利用者同士の電子メールを自動的にエンドツーエンド暗号化する。これにより、PGPなどの知識が無い人物でも簡単に電子メールを暗号化し、安全性を保つことが出来る。日本EMDR学会では臨床事例の送付方にTutanotaを使用する事を推奨している[4]。
TutaはオープンソースでありGitHubにソースコードが公開されている[5]。
2018年8月、TutaはF-Droidでアプリをリリースした最初のメールサービスとなり、プロプライエタリなコードへの依存をすべて排除した。通知をSSE(Server Sent Events)に置き換えることでGCM(Google Cloud Messaging)への依存を排除した。それだけでなく、検索機能、二段階認証機能も追加され、UIも新しくなった。
2020年11月、ケルンの裁判所は、恐喝未遂に使用された単一のTutaアカウントの監視を命じた。監視機能は、このアカウントが受信する将来の暗号化されていない電子メールにのみ適用され、以前に受信した電子メールには影響しない。
2023年11月、サービス名をTutanotaからTutaに変更した。[6]
暗号化
Tutaは、Tuta利用者同士の電子メールを自動的にエンドツーエンド暗号化する。
Tutaが電子メールの送受信の暗号化に用いているのは、PGPではない。PGPは規格上、電子メールの件名を暗号化しないが、Tutaは独自の暗号化形式を採用し電子メールの件名も暗号化している。Tutaの暗号化の対象は、電子メールの本文、件名、添付ファイル、送信者・受信者名[7]。
アカウント
無料プランと有料プランが存在し、無料プランの場合は1GBの保存容量、1時間あたり100通までのメール送信が可能[8][9]。
2023年6月~プラン変更。以下のpremium・Teamは終了、Revolutionaryやビジネスプランの種類も増え機能増加。全体的に値上げされた。
| プラン名称 | 料金(年間) | 保存容量 | カスタムドメイン |
|---|---|---|---|
| プライベートプラン | |||
| Free | 無料 | 1GB | 利用不可 |
| Premium(終了) | €12 | 1GB | 利用可 |
| Revolutionary | €36 | 20GB | 利用可 |
| Legend | €96 | 500GB | 利用可 |
| ビジネスプラン | |||
| Teams(終了) | €48 | 10GB | 利用可 |
| Essential | €72 | 50GB | 利用可 |
| Advanced | €96 | 500GB | 利用可 |
| Unlimited | €144 | 1000GB | 利用可 |
ドイツによる監視
検閲
サイバー攻撃
名称変更
関連項目
- Proton Mail - Tuta同様、エンドツーエンド暗号化を提供する電子メールサービス。
- Hushmail - プライバシー重視の電子メールサービス。
- Lavabit - プライバシー重視の電子メールサービス。
- MetaGer - ドイツに拠点を置きプライバシーを保護するメタ検索エンジン
- SRWare Iron - セキュリティ重視のドイツ製ウェブブラウザ
- PRISM - NSAによるインターネット監視システム。
- エドワード・スノーデン - PRISMを内部告発した内部告発者。
- グレート・ファイアウォール - 中国のインターネット検閲システム。