WASP-12
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| WASP-12 | ||
|---|---|---|
| 星座 | ぎょしゃ座 | |
| 見かけの等級 (mv) | 11.57[1] | |
| 分類 | 三重連星系 | |
| 位置 元期:J2000.0[1] | ||
| 赤経 (RA, α) | 06h 30m 32.7966092352s[1] | |
| 赤緯 (Dec, δ) | +29° 40′ 20.263502460″[1] | |
| 赤方偏移 | 0.000063[1] | |
| 視線速度 (Rv) | 19.034 km/s[1] | |
| 固有運動 (μ) | 赤経: -1.519 ミリ秒/年[1] 赤緯: -6.761 ミリ秒/年[1] | |
| 年周視差 (π) | 2.4213 ± 0.0166ミリ秒[1] (誤差0.7%) | |
| 距離 | 1347 ± 9 光年[注 1] (413 ± 3 パーセク[注 1]) | |
| 絶対等級 (MV) | 3.5[注 2] | |
| 地球から見た位置 (伴星B/Cの主星Aとの関係) | ||
| 位置角 | 251° / 247°[2] | |
| 角距離 | 1.06" / 1.07"[2] | |
| 地球から見た位置 (伴星Bの伴星Cとの関係) | ||
| 角距離 | 84.3 ± 0.6 ミリ秒[2] | |
| 物理的性質 | ||
| 半径 | A: 1.657+0.046 −0.044 R☉[3] | |
| 質量 | A: 1.434+0.110 −0.090 M☉[3] B: 0.38 ± 0.05 M☉[2] C: 0.37 ± 0.05 M☉[2] | |
| 平均密度 | A: 0.446+0.015 −0.014 g/cm3[3] | |
| 表面重力 (log g) | A: 4.157+0.013 −0.012[3] | |
| 自転速度 | A: < 2.2 ± 1.5 km/s[4] | |
| スペクトル分類 | A: G0V[1] B: M3V[2] C: M3V[2] | |
| 光度 | A: 4.05+0.54 −0.53 L☉[3] | |
| 表面温度 | A: 6,360+130 −140 K[3] | |
| 金属量[Fe/H] | A: 0.33+0.14 −0.17[3] | |
| 年齢 | 17 ± 8 億年[4] | |
| 他のカタログでの名称 | ||
| TOI-1725[1] TIC 86396382[1] TYC 1891-1178-1[1] 2MASS J06303279+2940202[1] |
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WASP-12 は、ぎょしゃ座の方向に約1,300光年離れた位置にある11等級の恒星である。3つの恒星から構成される三重連星系であり[2]、主星の WASP-12A の周囲には太陽系外惑星が公転していることが知られている[5]。
| 太陽 | WASP-12A |
|---|---|
主星の WASP-12A は太陽の約1.43倍の質量と約1.66倍の半径を持つG型主系列星で、スペクトル分類上は G0V 型に属する[1][3]。ヘリウムよりも重元素の含有量が多く、金属量 [Fe/H] の値は 0.33 となっており、これは太陽の2倍以上の重元素が含まれていることを示している[3]。不確実性が大きいが、形成されてから約17億年が経過しているとみられる[4]。
2008年の時点では WASP-12 の周囲から1分角以内の範囲に伴星と思われる天体は検出されず、WASP-12 は単独の恒星であると考えられていたが[5]、2011年に WASP-12 から 1.047 ± 0.021 秒離れた位置に微かな伴星と思われる天体が検出された[6]。2012年の研究では、W・M・ケック天文台による観測で得られた近赤外線スペクトルから、この伴星がスペクトル分類においてM型の赤色矮星であることが確かめられた。この研究において、この伴星は便宜的に Bergfors-6 と呼称している。しかし、主星と同じ距離にある赤色矮星であると考えるには明るすぎる天体であるとされていた[7]。そして2014年の研究で、伴星 Bergfors-6 が2つの赤色矮星から構成される天体であったことが確かめられ、主星を WASP-12A としてこれらの赤色矮星は WASP-12B と WASP-12C と呼称されている[2]。この2つの赤色矮星は互いに 84.3 ± 0.6 ミリ秒(21 ± 3 au)離れており、両者共に太陽の約4割の質量を持つ。スペクトル分類も共に M3V型 とされ、地球上から観測される明るさもほぼ同等である[2]。
