Winmostar

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初版 2001年 (24年前) (2001)
最新版
Winmostar V11.13.2 / 2025年9月2日
プログラミング
言語
Delphi, C, C++, Fortran
Winmostar
開発元 株式会社クロスアビリティ
初版 2001年 (24年前) (2001)
最新版
Winmostar V11.13.2 / 2025年9月2日
プログラミング
言語
Delphi, C, C++, Fortran
プラットフォーム Windows 7, 8, 10, 11
サポート状況 Active
種別 分子モデリング計算化学
ライセンス X-Ability EULA
公式サイト Winmostar
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Winmostar(ウインモスター)は、量子化学分子動力学第一原理計算に対応した原子・分子スケール構造モデリング・可視化ソフトウェアである[1][2][3]

2001年に千田範夫[4]により開発が開始された[5]。現在は、株式会社クロスアビリティによって開発、販売、サポートされている[6]

WinmostarはGAMESSGaussianLAMMPSQuantum ESPRESSOなどの本来CUIで動作する原子・分子スケールのシミュレーションソフトウェアをGUI上から操作するためのソフトウェアである[7]。Winmostarはそれらのシミュレーションソフトウェアの入力ファイルの作成・編集、計算・ファイルの管理、出力ファイルの可視化・解析、各種ファイルの変換等を行う[8]

2001年の公開開始以来20年以上の歴史を持つ[9]。100社以上の民間企業で導入され、原子・分子レベルの解析を基にした研究開発・特許において使用されている[10]。また、学生は機能が限定された学生版を無料で入手することが可能で[11]、30以上の教育機関で授業に使用されている[10][12]。研究機関・教育機関での研究活動においても使用されている[13][14][15]。 大学、公的機関主催の講習会においても使用されている[16][17][18][19]

Winmostar(ウインモスター)の名称は、千田氏が1980年代より開発していた分子モデリングソフトウェアである「MODSTAR」と「Windows」に由来している。[5]なお、MODSTARの名称は、日本化学プログラム交換機構(のちに日本コンピュータ化学会へ統合)に登録されていた描画ブログラムである「NAMOD」と出光社内スパコンの名称「STAR」に由来している。[5]

特徴

  • 主要な原子・分子スケールのシミュレーション手法である量子化学計算分子動力学計算第一原理計算に対応している。
  • 内部で使用されているアルゴリズムには、学術論文として出版されある程度第三者による検証が進んでいるものが採用されているため、ユーザによるソフトウェア自身の検証作業が極力少なくなるように設計されている[20]
  • モデリング機能は、分子系(含 高分子)、バルク系(結晶、アモルファス、溶液)から界面系(気液、液液、固気、固液、固固)まで対応している[20]
  • 基礎から応用まで50以上の学習素材が無料で公開されている[21]
  • ユーザレベルに応じた操作方法がそれぞれ提供されている[22]。実験研究者など極力ブラックボックス化して使いたいユーザ向けのモードと、個々のシミュレーションソフトの詳細部分まで確認・編集できるモードが用意されている。
  • 自動的なネットワーク接続が行われないため、セキュアな環境を構築することができる[23]
  • 機能が限定されたバージョンはユーザ登録すれば誰でも無料で利用することができる。

歴史

  • 2001年(平成13年)
    • 千田が半経験的量子化学計算コードMOPACのインターフェースを備えるフリーソフトとして公開開始[5]
  • 2004年(平成16年)
  • 2008年(平成20年)
    • 千田が設立した株式会社テンキューブ研究所にてWinmostarの商用版であるTencube/WMを販売開始[25]
  • 2011年(平成23年)
    • Tencube/WMの販売を終了し、千田と株式会社クロスアビリティによるWinmostarの販売・開発を開始[26][27]
    • 10月 科学技術振興機構の研究成果最適展開支援プログラムA-STEPシーズ顕在化情報通信部門「フラグメント分子軌道法を中核とした量子計算創薬システムの開発」に採択[28]
  • 2012年(平成24年)
    • 10月 株式会社テンキューブ研究所より株式会社クロスアビリティに販売・開発を移管。
    • 10月 分子動力学計算コードのサポートを開始[29]
  • 2013年(平成25年)
    • 4月 操作方法を案内する定期的な講習会の開催を開始[30]
  • 2016年(平成28年)
    • 4月 第一原理計算コードのサポートを開始[31]
  • 2017年(平成29年)
    • 1月 国産のタンパク質-リガンド系向け相対結合自由エネルギー計算プログラムFragmentERのGUIを追加
    • 3月 国産の大規模系向け半経験的量子化学計算プログラムDCDFTBMD[32]のGUIを追加。
  • 2018年(平成30年)
    • 6月 計算科学振興財団主催OpenMX & Quantum ESPRESSO利用講習会[33]、LAMMPS講習会[34]に採用。
  • 2019年(令和元年)
    • 4月 各種有償サポートをリリース(メールサポート、講習会、コンサルティング等)。
    • 11月 計算手法のパラメータに関する解説を行う定期的な講習会の開催を開始。
  • 2020年(令和2年)
    • 4月 講習会の動画をYouTubeで公開[35]
  • 2022年(令和4年)
    • 10月 力場拡張アドオン、パラメータ・構造スキャンアドオンをリリース。
  • 2023年(令和5年)
    • 6月 計算科学振興財団主催講習会『ハンズオンで学ぶ計算物理化学の基礎』[36]に採用。
  • 2024年(令和6年)
    • 7月 初のユーザ向けイベントWinmostar TechDayを開催[37]
    • 10月 石川県工業試験場デジタル活用ものづくり支援センター主催セミナーに採用。
  • 2025年(令和7年)
    • 6月 富山県産業技術研究開発センター主催講習会に採用。

バージョン履歴

注釈

外部リンク

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