ZERO (ロケット)

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運用国 日本の旗 日本
運用機関 インターステラテクノロジズ
使用期間 2024年以降の予定
ZERO
基本データ
運用国 日本の旗 日本
開発者 インターステラテクノロジズ
運用機関 インターステラテクノロジズ
使用期間 2024年以降の予定
射場 北海道スペースポート
Launch Complex-1
Launch Complex-2[1]
打ち上げ数 開発中
打ち上げ費用 約5億円
公式ページ ZERO | インターステラテクノロジズ株式会社
物理的特徴
段数 2段
ブースター なし
総質量 71 t[2]
全長 32 m[2]
直径 2.3 m[2]
軌道投入能力
低軌道 800 kg[2]
太陽同期軌道 250 kg[2]
550 km円軌道
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ZERO(ゼロ)は日本の民間企業インターステラテクノロジズが開発中の、超小型衛星打ち上げ用のロケットである。2024年度以降の打ち上げを目指している[3]

北海道大樹町北海道スペースポート Launch Complex-0(インターステラテクノロジズ実験場)に隣接して建設される予定の北海道スペースポート Launch Complex-1から打ち上げられる[4]

また、同じく大樹町にZEROを年間50回打ち上げ可能な射場、北海道スペースポート Launch Complex-2が2025年を目標に建設される予定である[1]

打上げ能力増強

ZEROは約250 kgのペイロードを高度550kmの地球低軌道・極軌道に打ち上げる性能を持つ予定である[2]。インターステラテクノロジズにとって、ターボポンプ、エンジンのクラスター化、多段式であることなど、多くは新規要素となる。

打ち上げ費用は6億円以下を目標としていて、衛星打ち上げの低コスト化を目指している[5]

エンジンの名称「COSMOS」は、コスモスが本社・射場の所在地である北海道大樹町の花であること、そしてコスモスの花びらとエンジンの特徴であるピントル型インジェクタの噴射形状が似ていることから、開発部メンバーが中心となり選定された。

2023年、海外のトレンドを反映し、打上げ能力が増強された。

打上げ能力増強前後の比較
増強前 増強後
段数・エンジン数 変更なし 変更なし
全長 30 m 32 m
外径 1.7 m 2.3 m
質量 24 t 71 t
エンジン出力 60 kN級ピントル型エンジン 130 kN級ピントル型エンジン
軌道投入能力 LEO 150 kg LEO 800 kg / SSO 250 kg

構成と諸元

二段式ロケットとして開発されており、一段目はエンジンを中央に1機、それを囲むように円形に8機、計9機配置したクラスターロケットで、二段目は真空対応した同型のエンジン1機という構成である[6]

エンジンはインターステラテクノロジズが開発したCOSMOSエンジンを使用する[7]。COSMOSは出力130 kNガスジェネレーターサイクルを用いたピントル型エンジンで、冷却方式には再生冷却方式を採用する[8]

燃料はLNGであり[9]、バイオメタンの使用も検討されている。燃焼試験では実際に家畜糞尿によるバイオメタンが使用されている[7]

また、キックステージも追加可能である[6]

主要諸元一覧

主要諸元一覧
段数 (Stage) 第1段 第2段
全長 TBA TBA
外径 1.7 m[1] 1.7 m
質量 TBA TBA
使用エンジン COSMOS × 9 COSMOS
推進薬重量 TBA TBA
推進薬 LNG
液体酸素
(LNG/LOX)
LNG
液体酸素
(LNG/LOX)
推力 1170 kN 130 kN
有効燃焼時間 TBA TBA

脚注

関連項目

外部リンク

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