「また、必ず会おう」と誰もが言った。
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あらすじ
熊本の高校二年生、秋月和也は、自分を「ウソつきで、プライドが高い」と分析している。夏休みの登校日、修学旅行で行くことになった東京ディズニーランドに浮かれる同級生たちを見下したい和也は「ディズニーランドに行ったことがある」と嘘をつき、新学期に証拠写真を見せなければならなくなった。和也は母親に「友達三人と大学受験の下見を兼ねて博多に行く」と嘘をつき、格安ツアーを利用して一人で東京ディズニーランドへ行き写真を撮る。その帰り、羽田空港へ向かう直通バスが事故渋滞に巻き込まれ、和也は搭乗予定であった飛行機に乗れなくなってしまった。
所持金はわずか3400円。途方に暮れていた和也に「おい、そこの若者!」と、空港で働く“おばさん”田中昌美が声をかける。和也はおばさんの親切で川崎の自宅アパートに泊めてもらい、命ずる通りに電話で母親にすべての事情を打ち明けた。おばさんは「これは人間として大きくなるチャンスだから」と、貸すつもりでいた金を貸さず、和也に自力で熊本まで帰ることを勧め、さらに「居候としての心構え」を教え込む。
和也は青春18きっぷを購入し、おばさんの別れた息子・雄太に会うために静岡まで行くことにする。そこから、雄太が勤める吉祥寺の美容室の店長・木原、小田原の警察官・太田、小田原から西へ行くヒッチハイクに応じてくれたトラック運転手・柳下とその娘の千里、四国へ行くフェリーの中で柳下を助けた医師・和田などと出会う。それら「普通の人々」の言葉によって、「ウソつきで、プライドが高い」「本気になるのはカッコ悪いと思っていた」和也は、自分について、人生について考え出す。
映画
| 「また、必ず会おう」と誰もが言った。 | |
|---|---|
| The Road Less Travelled | |
| 監督 | 古厩智之 |
| 脚本 | 加藤淳也 |
| 原作 | 喜多川泰 |
| 製作 |
丹羽多聞アンドリウ 衣笠幸雄 渡辺香 小野寺廉 川上孝裕 |
| 製作総指揮 | 余田光隆 |
| 出演者 |
佐野岳 杉田かおる イッセー尾形 |
| 音楽 | 遠藤浩二 |
| 主題歌 | 元ちとせ「幻の月」 |
| 製作会社 | 「またかな」製作委員会 |
| 配給 | BS-TBS |
| 公開 |
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| 上映時間 | 104分 |
| 製作国 |
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| 言語 | 日本語 |
2013年9月28日公開。「青春ロードムービー」と発表された[2]。主演の佐野岳は本作が映画初出演・初主演となる[3]。
主人公・和也の姓は「秋月」から「香月」に変わっている。和也の旅の行程は原作とはほとんど異なっており、映画のみのオリジナルキャストが多く登場する。原作に登場する人物でも、その設定や性格が原作と映画では異なっている場合が多い。
主題歌に起用された元ちとせの「幻の月」は、2002年のシングル「ワダツミの木」のカップリングとして発表された楽曲である。主題歌のほか、劇中各所で旋律が使用されている[4]。
2013年11月、『ケープタウン&ワインランド国際映画祭』プレビューフェスティバル[5]、 第5回『周南「絆」映画祭』特別上映作品[6]、2014年11月、第18回『うえだ城下町映画祭』特別上映作品[7]に出品される。
2014年、全国映画感想文コンクール実施委員会が開催する「映画感想文コンクール2014」の推薦映画(高学年向け)に選定される[8]。
2015年3月、バリアフリー(日本語字幕・音声ガイド付与)にて、全国の中学校、高等学校、特別支援学校などで無償上映を実施する企画「『またかな』学校上映プロジェクト」が立ち上がる。クラウドファンディングで目標を超える支援を得る[9]。
2015年4月25日群馬県太田市で、『映画「またかな」特別上映会&ロックバンドおかんスペシャルライブ』が開催される[10]。 ヴォーカルDAIからは、“ロックバンド「おかん」を愛してくれるみんなにも絶対に見て欲しい映画!!”と評される。[11]。
キャスト
- 香月和也 - 佐野岳
- 田中昌美 - 杉田かおる
- 島津純 - 嶋田久作
- 秋山荘介 - 塚本晋也
- 太田 - 徳井優
- 食堂のおばちゃん・一枝 - 水木薫
- 和田聡 - 戸田昌宏
- 乾由紀恵 - 唯野未歩子
- 柳下亮平 - 瀧澤翼
- 柳下富江 - 角替和枝
- 香月夕子 - 古村比呂
- 香月道彦 - 国広富之
- 柳下吉治 - イッセー尾形
スタッフ
- 監督 - 古厩智之
- プロデューサー - 丹羽多聞アンドリウ
- 脚本 - 加藤淳也
- 原作 - 喜多川泰 『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』(サンマーク出版)
- 製作総指揮 - 余田光隆
- 製作 - 衣笠幸雄、渡辺香、小野寺廉
- 企画プロデュース - 川上孝裕
- 音楽 - 遠藤浩二
- 主題歌 - 元ちとせ「幻の月」(エピックレコードジャパン)
- 製作 - 「またかな」製作委員会(TBSサービス 、BS-TBS、TCエンタテインメント)
- 協力 - アサヒ緑健、熊本放送
- 配給 - BS-TBS
- 制作協力 - ビデオプランニング
- 配給協力 - アーク・フィルムズ
- 宣伝 - る・ひまわり
映像ソフト化
Blu-rayとDVDが2014年3月7日にTCエンタテインメントより発売された。バリアフリー仕様(視覚障害者対応日本語音声ガイド・聴覚障害者対応日本語字幕・英語字幕を収録)。
評価
『キネマ旬報』にて「五つ星」の評価を受け[12]、『映画芸術』では「2013年日本映画ベスト20位」に決定する[13]。