いのちの食べかた
From Wikipedia, the free encyclopedia
| いのちの食べかた | |
|---|---|
| Unser täglich Brot | |
| 監督 | ニコラウス・ゲイハルター |
| 脚本 |
ニコラウス・ゲイハルター ヴォルフガング・ヴィダーホーファー |
| 製作 |
ニコラウス・ゲイハルター ヴォルフガング・ヴィダーホーファー 他 |
| 撮影 | ニコラウス・ゲイハルター |
| 編集 | ヴォルフガング・ヴィダーホーファー |
| 配給 | エスパース・サロウ |
| 公開 |
|
| 上映時間 | 92分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | ドイツ語・ポーランド語(ナレーションなし) |
『いのちの食べかた』(独: Unser täglich Brot、英: Our Daily Bread)は、2005年のドイツ・オーストリア合作のドキュメンタリー映画。食べ物の大規模・大量生産の現場を描いた作品で、ナレーションやインタビュー、BGMなどを一切入れず、生産現場とそこで働く人々を淡々と映し出すスタイルが特徴である。[1][2]
本作は、現代の食品産業における大規模・工業化された生産現場を、ナレーション、インタビュー、音楽を一切排した純粋な観察映像で捉えたドキュメンタリーである。監督のニコラウス・ゲイハルターは、2年にわたる取材を通じてヨーロッパ各地の農場、工場、屠殺場などを淡々と映し出し、食卓に並ぶ食べ物がどのようにして作られるのかを、観客自身に考えさせるスタイルで描いている。[1][2]
巨大な機械とコンベアベルトが支配する冷徹で精密な空間の中で、人間・動物・作物が物流システムの一要素として機能する様子を、ワイドスクリーンによる長回しと環境音のみで記録。大量生産がもたらす「いのちを食べる」という現実を、説明や感情的な演出を避けながら静かに問いかける作品となっている。[2][3]
内容
スタッフ
- 監督・脚本・撮影 - ニコラウス・ゲイハルター[2][4]
- 編集・脚本 - ヴォルフガング・ヴィダーホーファー[2]
- 録音・整音 - ステファン・ホルツァー、アンドレアス・ハンザ 他[2]
- 調査 - デイヴィッド・バーネット[3]
登場する生産現場
公開
受賞
2005年
- アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭(IDFA) - 特別審査員賞(Spezialpreis der Jury)[2]
2006年
- ビジョン・ドゥ・リール(Visions du réel、スイス・ニヨン) - 特別ジョン・テンプルトン賞[2]
- Hot Docsカナダ国際ドキュメンタリー映画祭(トロント) - 特別審査員賞(Honourable Mention - Special Jury Prize)[2]
- アテネ国際環境映画祭(Ecocinema) - 最優秀作品賞[2]
- イフラヴァ国際ドキュメンタリー映画祭 - 特別審査員賞(Special Jury Award)[2]
- モントリオール国際ドキュメンタリー映画祭 - エコ・カメラ賞[2]
- パリ国際環境映画祭 - グランプリ[2]
- 第19回ヨーロッパ映画賞 - 最優秀ドキュメンタリー賞ノミネート[2]
2007年
2009年
- 映画館大賞「映画館スタッフが選ぶ、2008年に最もスクリーンで輝いた映画」第39位