おおぐま座BE星
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| おおぐま座BE星 BE Ursae Majoris | ||
|---|---|---|
| 星座 | おおぐま座 | |
| 見かけの等級 (mv) | 14.8 - 17.8[1] | |
| 変光星型 | 分離アルゴル型[1] | |
| 位置 元期:J2000.0 | ||
| 赤経 (RA, α) | 11h 57m 44.84s[2] | |
| 赤緯 (Dec, δ) | +48° 56′ 18.5″[2] | |
| 視線速度 (Rv) | -67 km/s[3] | |
| 固有運動 (μ) | 赤経: 18 ± 8 ミリ秒/年[4] 赤緯: -8 ± 1 ミリ秒/年[4] | |
| 距離 | 7,000 光年[注 1] (2,000 パーセク[5]) | |
| 物理的性質 | ||
| 半径 | 0.078 / 0.72 R☉[5] | |
| 質量 | 0.70 / 0.36 M☉[5] | |
| スペクトル分類 | sdO / DAO + K5 V[5][6] | |
| 表面温度 | 105,000 / 5,800 K[5] | |
| 年齢 | 7.1 ×108 年[7] | |
| 軌道要素と性質 | ||
| 主星からの平均距離 | 7.5 R☉[5] | |
| 公転周期 (P) | 2.291 日[8] | |
| 軌道傾斜角 (i) | 84°[5] | |
| 他のカタログでの名称 | ||
| 2MASS J11574483+4856184, PG 1155+492, PN G144.8+65.8, SVS 1424[2] | ||
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おおぐま座BE星(BE Ursae Majoris、BE UMa)は、おおぐま座の方角、地球からおよそ7,000光年の距離にある食変光星である。
特徴
星系
スペクトルは激変星に似た特徴を持ち、変光周期に従って、輝線が目立つスペクトル、紫外線が異常に強い連続光スペクトル、吸収線が目立つスペクトル、と大きく変化していた[12][13]。そのことから、当初は主星が高温の白色矮星の連星系であると予想されたが、降着円盤の存在を示す特徴がみられず、激変星とは異なると考えられた。
その後、詳細な測光観測によって食が発見され、光度曲線から星の大きさを推定したところ、高温の主星は準矮星と考えられるに至った[14]。
おおぐま座BE星は、O型準矮星またはDAO型白色矮星への遷移段階にある主星と、K型星の伴星からなる連星系と考えられている。主星の表面は10万Kを超える高温で、主星からの強い紫外線が、伴星の片側に照射されることで、可視光で独特のスペクトル成分を形成している[15]。また、おおぐま座BE星は共通外層段階を終えたところで、激変星へと進化する前の段階にあると考えられる[5]。
星雲
おおぐま座BE星の周囲には、見かけの大きさ4分程度の星雲が発見されている[6]。この星雲は、点対称または軸対象に近い形状で、バルマー線や2階電離酸素の禁制線でみえることから、惑星状星雲と考えられ、おおぐま座BE星は惑星状星雲核にも分類されている[6][5]。