からし種
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聖書にイエス・キリストのことばとしてこのように書かれている。
また、ほかの譬を彼らに示して言われた、「天国は、一粒のからし種のようなものである。ある人がそれをとって畑にまくと、それはどんな種よりも小さいが、成長すると、野菜の中でいちばん大きくなり、空の鳥がきて、その枝に宿るほどの木になる」。 — マタイによる福音書13:31–32(口語訳) (c)日本聖書協会
イエスがおしかりになると、悪霊はその子から出て行った。そして子はその時いやされた。それから、弟子たちがひそかにイエスのもとにきて言った、「わたしたちは、どうして霊を追い出せなかったのですか」。するとイエスは言われた、「あなたがたの信仰が足りないからである。よく言い聞かせておくが、もし、からし種一粒ほどの信仰があるなら、この山にむかって『ここからあそこに移れ』と言えば、移るであろう。このように、あなたがたにできない事は、何もないであろう。しかし、このたぐいは、祈と断食とによらなければ、追い出すことはできない」。 — マタイによる福音書17:19–21(口語訳) (c)日本聖書協会
このようなことから、キリスト教文化圏では「からし種」は、信仰心や良心をあらわす宗教的な言葉としても使われる。 また、西洋諸国では一般に、小型の豆本タイプの聖書を「からし種」(独: Senfkorn 英: mustard seed)と通称している。
聖書や西洋文学では、最小の単位、最も弱い者、貧しい者をあらわし、そこから大きな成果が育つことの喩えとして好んで使われる。
