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かんむり座アルファ星

かんむり座の食変光星 From Wikipedia, the free encyclopedia


かんむり座α星は、かんむり座で最も明るい恒星で2等星。

仮符号・別名アルフェッカ[2], Alphecca[3][4]
変光星型食変光星[1](EA/DM)[5]
概要 かんむり座α星 Alpha Coronae Borealis, 仮符号・別名 ...
かんむり座α星[1]
Alpha Coronae Borealis
仮符号・別名 アルフェッカ[2], Alphecca[3][4]
星座 かんむり座
見かけの等級 (mv) 2.24[1]
変光星型 食変光星[1](EA/DM)[5]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α)  15h 34m 41.26800s[1]
赤緯 (Dec, δ) +26° 42′ 52.8940″[1]
赤方偏移 0.000006[1]
視線速度 (Rv) 1.7km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: 120.27 ミリ秒/年[1]
赤緯: -89.58 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 43.46 ± 0.28ミリ秒[1]
(誤差0.6%)
距離 75 ± 0.5 光年[注 1]
(23 ± 0.1 パーセク[注 1])
絶対等級 (MV) 0.4[注 2]
α星の位置
物理的性質
質量 2.7 M☉[6]
自転速度 133km/s[6]
自転周期 10 日
スペクトル分類 A1IV [1]
光度 67 L☉[6]
表面温度 10,000 K[6]
色指数 (B-V) -0.02[7]
色指数 (U-B) -0.02[7]
色指数 (R-I) -0.04[7]
年齢 3.14×108年
他のカタログでの名称
ゲンマ[2]
Gemma[3], Gnosia
Ashtaroth
The Jewel
Gnosia Stella Coronae


かんむり座5番星[1]
BD +27 2512[1]
FK5 578[1], HD 139006[1]
HIP 76267[1], HR 5793[1]
SAO 83893[1]

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概要

白色のと黄色の主系列星からなる連星で、17.3599日の周期で変光するアルゴル型の食変光星だが、眼視で変光を確認するのは難しい。A型主系列星の主星AとG型主系列星の伴星Bの平均距離は0.2au、遠点では0.27au、近点では0.13auまで近づく[6]。おおぐま座運動星団のメンバーであると考えられている[6]。

学術的意義

A0Vaのスペクトルを持つ白色のA型主系列星である。U等級が+3.85等、B等級が+3.88等、V等級が3.90等と、波長毎の明るさに大きな差がないことから、1953年にジョンソンとモーガンが提案し、国際天文学連合に採用されたいわゆる「ジョンソンUBVシステム」において、V等級、U等級、B等級の基準とされた[8]。UBVシステムにおいては、北極標準星野にありA0Vのスペクトルを持つ、こと座α星(ベガ)、おおぐま座γ星、おとめ座109番星、へびつかい座γ星、うみへび座C星 (HR 3314) 、そしてかんむり座α星の6つの星の国際式写真実視等級がV 等級の原点として定められた[9]。そして、6つの星の平均の U - B、B - Vを0として(すなわち U = B = V として)U等級とB等級の原点が決められた[9]。

名称

学名はα Coronae Borealis(略称はα CrB)。固有名のアルフェッカ[2] (Alphecca[3][4]) は、アラビア語で「欠けたものの明るいもの(明星)」を意味する نير الفكّة nayyir al-fakka に由来する。「欠けたもの」とは、かんむり座の作る半円の弧のことを指す[3]。2016年7月20日に国際天文学連合の恒星の命名に関するワーキンググループ (Working Group on Star Names, WGSN) は、Alphecca をかんむり座α星Aの固有名として正式に承認した[4]。

別名のゲンマ[2] (Gemma[3]) ラテン語で「真珠」や「宝石」を意味する言葉に由来する[3]。

脚注

関連項目

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