それぞれのがんの解説
各種臓器のがんについて、その臓器の構造や機能から始まり、がんによる症状、診断、治療に至るまで解説している。
診断・治療
がんの検査や治療のほか、そもそもがんという病気について、また臨床試験についての解説もしている。
生活・療養
心のケアや経済的な支援など、周囲への人へのアドバイスや社会的な支援について述べている。
資料室
上記の内容をテーマ別に冊子にまとめられたものをPDF形式で閲覧できるほか、冊子を読み上げた音声版、また各種講演会のビデオ映像や資料も配信している。なおこれらの冊子は、全国のがん診療連携拠点病院や公共図書館などでも入手・閲覧可能である。
予防・検診
がんの発生原因や予防法、検診について、その必要性や有用性を含め詳述している。
がんの相談
がんに対する相談先として「がん情報サービスサポートセンター」、「がん相談支援センター」を紹介している。
患者必携
2007年6月に厚生労働省が策定した「がん対策推進基本計画」にて、「『すべてのがん患者及びその家族の苦痛の軽減並びに療養生活の質の維持向上』を実現すること」
[9]
が目標として掲げられたことを受け、これに則ってがん医療に関する情報提供を行っている。すなわち、療養生活での悩みや医療のことなど、患者や周囲の人へのアドバイスを患者・家族目線で紹介することで、よりよい療養生活を送れるためのサポートを行っている。
病院を探す
がん診療を行っている全国の医療機関の検索ができる。医療機関には、427のがん診療連携拠点病院・地域がん診療病院・特定領域がん診療連携拠点病院、427のがん相談支援センター、15の小児がん拠点病院のほか、357の緩和ケア病棟のある医療機関、180のリンパ浮腫外来のある医療機関も含まれている(2016年7月29日現在)。病院名や都道府県だけでなく、39のがんの種類、71項目にわたる施設の設備状況などからも絞込みが可能である。
各病院の情報として、臨床試験の窓口や専門外来の窓口、診療実績などの情報も掲載されている。
小児がん情報サービス
小児がんについて、大人のがん同様に、診断・治療のほか社会的な事項についても述べている。小児がんでは大人のがんよりも治療後のフォローアップ期間が長く、就学にも影響が出る可能性があり、また大人と支援制度が異なる。治療病院も異なり、15の医療機関が小児がん拠点病院に指定されているが、上記の「病院を探す」より検索可能。
一般の人も閲覧可能である。
診療支援
診療ガイドライン、診療の手引等(年齢・全身状態別余命データやがん疼痛の治療、患者とのコミュニケーションでの注意点など)、情報データベース(国内未承認薬の情報など)、病理診断・画像診断のコンサルテーション・サービス、災害時関連情報を掲示している。
- がん情報サービスレファレンスリスト 科学的根拠に基づく医療(EBM: Evidence-based Medicine)の手法に基づいた国内外のエビデンスデータを公表している。
- がん診療画像レファレンスデータベース 教育的な症例の病理画像・放射線画像を参照用に公開し、診断技能の向上に貢献している。
研修・セミナー
多地点テレビカンファレンス
全国のがん診療連携拠点病院など24施設で行われており、一部は一般にも公開している。
がん相談支援
がん相談支援センターの運営を支援する情報を掲載している。
予防・検診
都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会
がん登録・統計
2016年1月に開始された「全国がん登録」についての解説や、過去の調査で集められた膨大な統計データの公表をしており、ダウンロードも可能である。
- グラフデータベース 部位ごとのがんの年齢別死亡率・罹患率をはじめ、詳細な条件を指定してデータをグラフとして表示させるサービス。