ここは春の国
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当時、谷山は自分の音楽性を周囲に理解してもらえず、行き詰まりを感じていた。そのときの心情は、本作の収録曲『ピエレット』にも現われている。
スランプの中で、大島弓子の漫画『綿の国星』が谷山の心の支えとなった。A面の全曲(「猫が行く」~「FU・SHI・GI」)は大島による『綿の国星』の絵本『昼の夢 夜の夢』から着想を得た組曲となっている[1]。
大島は、1984年のアルバム『水の中のライオン』収録曲の「鳥は鳥に」で、谷山との連名で作詞で参加している。この曲名は、『綿の国星』の中の台詞から採られている。
タイトルチューン「ここは春の国」は、谷山がレギュラーを務めていたラジオ関西の『ギャルギャル神戸』という番組中の企画で一般から歌詞を募集し、谷山が曲を付けたものである[1]。作詞者は当時高校生であった。