ここまでは他人
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当時漫才ブームの一翼を担い人気だった星セント・ルイスが主演。不器用でもてないが真面目で純情な主人公・鈴木秀樹を中心に、生まれて初めて女性を愛した男の生きかたと、純情と邪心、愛と利己主義を抑え切れない人々の真剣で悲しく、そしてどこか滑稽な生きざまをそれぞれ描いた。
鈴木秀樹と薫の兄弟は父と死別し、母と生き別れて以来二人きりで支え合って生きてきた。秀樹はある日、女性警察官の河原節子と知り合い、節子に恋をする。秀樹は節子が指導する柔道教室に通ったりして節子の気を自分に引こうと懸命になっていた。一方、弟・薫には縁談が持ち掛けられた。相手は秀樹が勤める料亭「一心亭」の一人娘で、薫に好意を寄せているという邦子である。しかし薫には婚約者がいると言う。秀樹はその話を初めて聞いて、自分が薫の大学卒業まで協力してやったのに、自分に内証で婚約したということが許せなかった。秀樹は薫に婚約者に会わせるように約束させ、後日その婚約者に会ったのだが秀樹はそこで驚き仰天。薫の相手は秀樹が恋した節子だった…。
ヨシフ・イヴァノヴィチ作曲の『ドナウ川のさざなみ』が劇中の挿入曲として頻繁に流れていた。また、このドラマ出演について、セント・ルイスの盟友であったビートたけしが「俺たちがお笑いの第一線で活躍している時に、そこから逃げるようなことをして」と突っ込み、星セントもある誌面で反論したという論争も起こったという[1]。