さんだる

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さんだる』は、日本フォークロックバンドであるたまの1枚目のオリジナル・スタジオ

リリース
録音
  • 1990年3月 - 5月
  • スマイルガレージ
  • フリーダムスタジオ
  • ビクター青山スタジオ
  • デルタスタジオ
ジャンル
時間
概要 『さんだる』, たま の スタジオ・アルバム ...
『さんだる』
たまスタジオ・アルバム
リリース
録音
  • 1990年3月 - 5月
  • スマイルガレージ
  • フリーダムスタジオ
  • ビクター青山スタジオ
  • デルタスタジオ
ジャンル
時間
レーベル 日本クラウン/アクシック
プロデュース たま
チャート最高順位
ゴールドディスク
たま アルバム 年表
  • 『しおしお』
  • (1989年)
  • さんだる
  • (1990年)
EANコード
『さんだる』収録のシングル
  1. さよなら人類/らんちう
    リリース: 1990年5月5日
  2. オゾンのダンス
    リリース: 1990年9月21日
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1990年7月10日日本クラウンのアクシックレーベルからリリースされた。インディーズレーベルであるナゴムレコードからリリースされた『しおしお』(1989年)以来7か月ぶりとなるメジャー・デビュー後の初のオリジナル・アルバム。

本作はオリコンアルバムチャートにおいて最高位第2位となり、日本レコード協会の集計では売り上げ枚数が40万枚を超えたためプラチナ認定を受けている。

概要

たまのメジャー・レーベルにおけるファースト・アルバム。初回限定版はステッカー付きでボックスジャケット仕様。ジャケットイラストはメンバーの知久寿焼。前年にナゴムレコードからリリースされたアナログレコード『しおしお』から5曲リメイクされている。

本作は1997年8月21日に再リリースされている。2012年12月12日にはブリッジから「たまCD再発企画シリーズ」の第一弾として次作『ひるね』(1991年)とともに紙ジャケット仕様で再リリースされた。ボーナストラックとして「さよなら人類」と「らんちう」のシングル・ヴァージョンと、初CD化となる「さよなら人類/らんちう」のカセット・シングルにしか収められていなかった「さよなら人類」と「らんちう」のカラオケ・ヴァージョンが追加収録された[5]

2019年11月3日にLP(2枚組)としてリリースされ、たまのメジャーデビュー以降の作品で初めてアナログ化されたアルバムとなった。音源は、2012年の再発盤で使用されたリマスタリング音源が使用される。ボーナス・トラック面にあたるD面は45回転でカッティングされ[6]、「さよなら人類」「らんちう」のシングル・バージョンが収録され、1990年盤に付属のステッカーも再現される[7]。また、HMV購入特典として、本作のアートワークをプリントしたTシャツも同時リリースされた[7]

楽曲

Side: A

  1. 方向音痴
    • イントロはタムだけだが、ライブや「しおしお」ではアコーディオンのフレーズが入る。冒頭の歌詞は知久が当時「朝の日記」を書いている時に浮かんだものだという[8]。また、知久によれば、当初はもっとテンポが速かったが、それでは歌うのが難しかったためテンポを落としたという[8]
      イカ天初登場時のキャッチコピーである、「かなしい気持ちはとっても不安定」は、この歌の歌詞の一部に由来する。
    • 後に8thシングル「星を食べる」のカップリングとしてシングルカットされる。JACMソング。
  2. おるがん
    • 知久が古道具店で3000円のオルガンを見つけて買ってつくった曲。オルガンを弾く柳原は、ギターもオルガンも知久からの借り物なので「楽器を返すことを考えると、たまから離れられない」と冗談めかして語っていた。
    • 知久によれば、病気で死にそうな子供が、頼んでもいないのに勝手にオルガンを弾き始めた祖父に対して、礼儀として嬉しい顔をしようとするという歌であるらしい[8]
  3. オゾンのダンス
    • 後にシングルカットされた。2005年に柳原がセルフカバーし、ソロアルバム『ふたたび』に収録された。
  4. 日本でよかった
    • インディーズ時代のカセットテープ「たゆたひ」にも収録されている。
    • 滝本によれば、市役所で戸籍謄本を取りにいったときに「日本でよかった」と思ったことがきっかけで制作されたという[8]
    • LP版では、この曲までがA面となる。
  5. 学校にまにあわない
    • 間奏の語りは、ライブ毎に違う。当譜の中で最も収録時間が長い曲であるが、この曲の作詞/ボーカルの石川本人によると、本来は更に長い曲であるとのこと。
    • また、石川は、周囲の大事件よりも目先の瑣末なことが気になってしまうという状況を表現する意図で作った曲であり、「夢の連続性」で歌詞を書いたとも語っている[8]
  6. どんぶらこ
    • たま結成当初からの曲。当初はお祭りみたいに愉快な曲で「あらよっと、どんぶらこ〜」と唄われていた。
    • 柳原は、2005年に発売された『ふたたび』と2021年に発売された『GOOD DAYS』でセルフカバーした。
    • 本作では意図的に変化をつけないアレンジを施しているという[8]

Side: B

  1. ロシヤのパン
    • いか天の第4週目の演奏曲。失われた家族の風景を回想するかのような内容となっている。この曲で曲中に登場するトラピストクッキーをライブでステージに投げる一部のファンがおり[注釈 1]、しばらくはたまのライブにおいてトラピストクッキーは持ち物検査の対象物となっていた。
    • 知久曰く「エロチックな曲」であり、「アルトの声で」という歌詞は長田弘の「ねこに未来はない」から影響を受けているという[8]。柳原はこの曲を「ロシアン・サンバ」と勝手に呼称していたという[8]。また、「ロシヤのパン」としてピロシキを送ってきたファンがいたらしい[8]
    • LP版では、この曲までがB面となる。
  2. さよなら人類 (オリジナル・ヴァージョン)
    • たまの代表曲の一つ。シングルとはバージョンが異なる。ライブでは間奏の部分がアドリブで披露される。このバージョンの間奏にある「さるー、さるー、さるー、さるー」の部分が川崎製鉄のCMソングに使われた。
  3. ワルツおぼえて
    • 後にシングル『オゾンのダンス』のカップリング曲としてシングルカットされた。
  4. らんちう
    • シングル『さよなら人類/らんちう』の2曲目。記載はないが、シングルとは異なるバージョンである。イントロとエンディングの「いよ〜っ」や間奏の柳原の語りが違う等の違いが見られる。
  5. れいこおばさんの空中遊泳
    • 本アルバム中、この曲のみ知久と柳原が両方共ボーカル表記されている。れいこおばさんが空に浮かんでしまい、その家族らしき人が心配するという内容の歌詞。本作は元々「ねこばば」に収録されていた楽曲だが、曲構成が大きく変更されている[注釈 2]
    • LP版では、この曲までがC面となる。

2012年盤ボーナス・トラック

  1. さよなら人類(シングル・ヴァージョン)
    • 8曲目のシングル・バージョン。
  2. らんちう (シングル・ヴァージョン)
    (作詞・作曲:知久寿焼 / 編曲:たま、高浪敬太郎)
    • 10曲目のシングル・バージョン。
    • LP版では、この曲までがD面となる。
  3. さよなら人類 (カラオケ・ヴァージョン)
  4. らんちう (カラオケ・ヴァージョン)

収録曲

CD

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#タイトル作詞作曲編曲時間
1.方向音痴知久寿焼知久寿焼たま
2.おるがん知久寿焼知久寿焼たま
3.オゾンのダンス柳原幼一郎柳原幼一郎たま
4.日本でよかった滝本晃司滝本晃司たま
5.学校にまにあわない石川浩司たまたま
6.どんぶらこ柳原幼一郎柳原幼一郎たま
7.ロシヤのパン知久寿焼知久寿焼たま
8.さよなら人類(オリジナル・ヴァージョン)柳原幼一郎柳原幼一郎たま
9.ワルツおぼえて滝本晃司滝本晃司たま
10.らんちう知久寿焼知久寿焼たま
11.れいこおばさんの空中遊泳柳原幼一郎たまたま
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2012盤ボーナス・トラック
#タイトル作詞作曲編曲
12.さよなら人類(シングル・ヴァージョン)柳原幼一郎柳原幼一郎高浪敬太郎、たま
13.らんちう (シングル・ヴァージョン)知久寿焼知久寿焼高浪敬太郎、たま
14.さよなら人類(カラオケ・ヴァージョン) 柳原幼一郎高浪敬太郎、たま
15. らんちう(カラオケ・ヴァージョン) 知久寿焼高浪敬太郎、たま
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カセットテープ

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Side: A
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.方向音痴知久寿焼知久寿焼たま
2.おるがん知久寿焼知久寿焼たま
3.オゾンのダンス柳原幼一郎柳原幼一郎たま
4.日本でよかった滝本晃司滝本晃司たま
5.学校にまにあわない石川浩司たまたま
6.どんぶらこ柳原幼一郎柳原幼一郎たま
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Side: B
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.ロシヤのパン知久寿焼知久寿焼たま
2.さよなら人類(オリジナル・ヴァージョン)柳原幼一郎柳原幼一郎たま
3.ワルツおぼえて滝本晃司滝本晃司たま
4.らんちう知久寿焼知久寿焼たま
5.れいこおばさんの空中遊泳柳原幼一郎たまたま
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スタッフ・クレジット

参加ミュージシャン

「方向音痴」
「おるがん」
  • 知久寿焼: Vocal, Guitar & Harmonica
  • 柳原幼一郎: Organ & Backing Vocal
  • 石川浩司: Percussion & Background Vocal
  • 滝本晃司: Bass & Background Vocal
「オゾンのダンス」
  • 柳原幼一郎: Vocal & Guitar
  • 知久寿焼: Mandolin & Background Vocal
  • 石川浩司: Percussion & Background Vocal
  • 滝本晃司: Bass & Background Vocal
「日本でよかった」
  • 滝本晃司: Vocal & Bass
  • 知久寿焼: Guitar & Background Vocal
  • 柳原幼一郎: Organ, Pianica & Backing Vocal
  • 石川浩司: Percussion & Background Vocal
「学校にまにあわない」
  • 石川浩司: Vocal & Percussion
  • 知久寿焼: Guitar, Propeller, Whistle & Background Vocal
  • 柳原幼一郎: Organ, Piano, Propeller & Backing Vocal
  • 滝本晃司: Bass, Propeller & Background Vocal
「どんぶらこ」
  • 柳原幼一郎: Vocal, Piano & Organ
  • 知久寿焼: Guitar & Background Vocal
  • 石川浩司: Percussion & Background Vocal
  • 滝本晃司: Bass & Background Vocal

「ロシヤのパン」
  • 知久寿焼: Vocal, Guitar, Harmonica & Percussion
  • 柳原幼一郎: Organ & Backing Vocal
  • 石川浩司: Percussion & Background Vocal
  • 滝本晃司: Bass & Background Vocal
「さよなら人類(オリジナル・ヴァージョン)」
  • 柳原幼一郎: Vocal & Piano
  • 知久寿焼: Guitar & Background Vocal
  • 石川浩司: Percussion, Recorder, Rappa & Background Vocal
  • 滝本晃司: Bass & Background Vocal
「ワルツおぼえて」
  • 滝本晃司: Vocal & Bass
  • 知久寿焼: Guitar, Harmonica & Background Vocal
  • 柳原幼一郎: Accordion, Piano & Background Vocal
  • 石川浩司: Percussion, Rappa & Background Vocal
「らんちう」
  • 知久寿焼: Vocal, Guitar
  • 柳原幼一郎: Accordion & Backing Vocal
  • 石川浩司: Percussion & Background Vocal
  • 滝本晃司: Bass & Background Vocal
「れいこおばさんの空中遊泳」
  • 柳原幼一郎: Vocal, Guitar, Accordion & Pianica
  • 知久寿焼: Vocal, Mandolin & Guitar
  • 石川浩司: Percussion & Background Vocal
  • 滝本晃司: Bass & Background Vocal

録音スタッフ

美術スタッフ

  • 沢本捨史 – デザイン
  • 村越元 – 写真撮影
  • 茅根裕己 – ヘアー & メイク・アップ
  • 青柳光則 – スタイリスト
  • 梨子田まゆみ – コーディネーター
  • 知久寿焼 – イラストレーション

制作スタッフ

  • たけざわひろゆき – プロダクション・スーパーバイザー
  • ながのみつお – プロモーション
  • もぎあきよし – セールス・プロモーション
  • わたなべ "NOBIMASYU" だいた (P.C.M.) – アーティスト・マネージメント
  • こうのてつひこ – マネージメント・スーパーバイザー
  • 小俣佳久 – エキップメント
  • 江口勝敏 – エグゼクティブ・プロデューサー
  • いのつめひとし – エグゼクティブ・プロデューサー

チャート、認定

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チャート 最高順位 登場週数 売上数 規格 出典
日本(オリコン 2位 16回 32.0万枚 CD, CT [2][3]
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国/地域 認定組織 日付 認定 売上数 出典
日本 日本レコード協会 1990年7月 ゴールド 200,000+ [9]
1991年3月 プラチナ 400,000+ [4]
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リリース日一覧

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No. リリース日 レーベル 規格 カタログ番号 備考 出典
1 1990年7月10日 日本クラウン/アクシック CD AXCR-1 [2]
2 CT AXTR-1 [2]
3 1997年8月21日 日本クラウン/PANAM CD CRCP-190 CD選書シリーズ」として復刻 [10][11]
4 2012年12月12日 ブリッジ BRIDGE-200 紙ジャケット仕様 [12][13]
5 2019年11月3日 2枚組LP BRIDGE285 限定盤 [14]
6 2021年6月23日 4枚組CD BT200 CD-BOX『たま 4タイトルセット』収録 [15]
7 2025年5月21日 日本クラウン AAC-LC - デジタル・ダウンロード [16]
8 2025年8月27日 ブリッジ 2枚組LP - 期間限定黄色盤 [17]
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脚注

参考文献

外部リンク

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