じょうぎ座ガンマ2星
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| じょうぎ座γ2星 Gamma2 Normae | ||
|---|---|---|
| 星座 | じょうぎ座 | |
| 見かけの等級 (mv) | 4.02[1] | |
| 分類 | 橙色巨星[1] | |
| 位置 元期:J2000.0[1] | ||
| 赤経 (RA, α) | 16h 19m 50.4222657s[1] | |
| 赤緯 (Dec, δ) | −50° 09′ 19.822276″[1] | |
| 赤方偏移 | -0.000096[1] | |
| 視線速度 (Rv) | -28.90 km/s[1] | |
| 固有運動 (μ) | 赤経: -159.71 ミリ秒/年[1] 赤緯: -52.25 ミリ秒/年[1] | |
| 年周視差 (π) | 25.33 ± 0.20ミリ秒[1] (誤差0.8%) | |
| 距離 | 129 ± 1 光年[注 1] (39.5 ± 0.3 パーセク[注 1]) | |
| 絶対等級 (MV) | 1.0[注 2] | |
γ2星の位置
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| 物理的性質 | ||
| 半径 | 10 - 12 R☉[2] | |
| 質量 | 2.16 M☉[3] | |
| 表面重力 | 2.80 (log g)[3] | |
| 自転速度 | >12 km/s[2] | |
| 自転周期 | <41 日[2] | |
| スペクトル分類 | K0III[1] | |
| 光度 | 51 L☉[4] | |
| 表面温度 | 4,699 K[3] | |
| 色指数 (B-V) | 1.08[5] | |
| 色指数 (U-B) | 1.16[5] | |
| 金属量[Fe/H] | 0.23[3] | |
| 他のカタログでの名称 | ||
| CD-49 10536[1] Gaia DR2 5935306123455333376[1] FK5 604[1] GJ 9554[1] HD 146686[3] HR 6072[1] SAO 243643[1] 2MASS J16195043-5009195[1] |
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じょうぎ座γ2星(英語: Gamma2 Normae)は、南半球のじょうぎ座で最も明るい恒星。視等級は4.02等[1][5]で、やや暗いが肉眼でも観望する事ができる。地球から観測した年周視差の大きさは25.33ミリ秒で[6]、この恒星は地球から129光年離れている。視線速度は-29km/sで、太陽に向かって接近している[7]。
スペクトル分類K0III型の進化した橙色巨星で[1]、太陽の約10倍まで膨張しており[2]、質量は2.16倍である[3]。ただし、イリノイ大学のJim Kalerは銀河系内の星間雲による星間減光を考慮すると、大きさは太陽の12倍あるともしている[2]。水平分枝にあるレッドクランプの恒星で、これは中心部でヘリウムによる核融合反応によってエネルギーが生成されている段階にあることを意味している[8]。じょうぎ座γ2星は、膨張した光球から太陽の51倍の光度を放射しており[4]、表面の有効温度は4,699K(4,426℃)[3]とされている。
じょうぎ座γ2星は非常に接近している二重星で、10等級の伴星を持っている。この2つの恒星は、以前は連星系であるとされていたが、宇宙望遠鏡ガイアの観測によって作られた第2版リリースデータでは、互いの恒星が遥か遠くに離れている事が示された。一方で、じょうぎ座γ2星から約20秒離れた位置に見える、表面温度が5,972K(5,699℃)の16等級の恒星が、じょうぎ座γ2星とほぼ同じ年周視差と固有運動を示している[9]。