たて座デルタ星

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仮符号・別名δ Sct
見かけの等級 (mv)4.71[1]
4.600-4.790[2]
たて座δ
δ Scuti
仮符号・別名 δ Sct
星座 たて座
見かけの等級 (mv) 4.71[1]
4.600-4.790[2]
変光星型 たて座δ型変光星[1]
(DSCT[2])
分類 F型準巨星
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  18h 42m 16.422137s[3]
赤緯 (Dec, δ) −09° 03 09.19206[3]
赤方偏移 -0.000150[1]
視線速度 (Rv) -45.10 ミリ秒[1]
固有運動 (μ) 赤経: 9.21 ミリ秒/年[3]
赤緯: 0.82 ミリ秒/年[3]
年周視差 (π) 16.11 ± 0.31ミリ秒[3]
(誤差1.9%)
距離 202 ± 4 光年[注 1]
(62 ± 1 パーセク[注 1]
絶対等級 (MV) 0.7[注 2]
δ星の位置
物理的性質
質量 2.23+0.06
0.05
M[4]
表面重力 3.5 (log g)[5]
自転速度 25.5 km/s[5]
スペクトル分類 F2/3IV[1]
光度 39 L[6]
表面温度 7,000 K[5]
色指数 (B-V) +0.35[7]
色指数 (U-B) +0.14[7]
色指数 (R-I) +0.19[7]
金属量[Fe/H] 0.41[8]
年齢 0.7 ± 0.1×109[8]
他のカタログでの名称
たて座2番星[1],
BD -09 4796[1],
FK5 1486[1],
HD 172748[1],
HIP 91726[1],
HR 7020[1],
SAO 142515[1]
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たて座δ (Delta Scuti, δ Sct) は、たて座にある恒星である。たて座δ型変光星のプロトタイプとされる。

地球からの距離は約202光年。金属量はAm星と同程度である[5]スペクトルK8で12.2等級のB星と、G7で9.2等級のC星の2つの伴星を持つ[6]。これらの伴星はかつて見かけの二重星と考えられていたが、20年以上の観測で同じ固有運動を見せていることから実際に連星系を成していると考えられている[6]

銀河座標におけるこの恒星の空間速度の成分は、[U, V, W] = [-42, -17, -1] km/sで、銀河系中心の周りを近点22,310光年、遠点27,590光年、軌道離心率0.11で公転している[8]。たて座δ星が現在の運動と明るさを維持すると、115万年から133万年後に太陽系から10光年の距離を通過し、全天で最も明るい恒星になる[9]。視等級は-1.84に達し、現在-1.46等級のシリウスよりも明るい[10]

ジョン・フラムスティードはたて座を認めておらず、フラムスティードの『天球図譜』ではこの星を含むたて座のいくつかの星がわし座に属するものとされていた。そのため、かつてこの星は「わし座2番星」と呼ばれていた[11][12]

変光

脚注

外部リンク

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