ひえん (救助艇)

From Wikipedia, the free encyclopedia

運用者 海上保安庁
艦種 6メートル型プロペラ艇[1]
ひえん
基本情報
建造所 横浜ヨット[1]
運用者 海上保安庁
艦種 6メートル型プロペラ艇[1]
母港 羽田航空基地
所属 第三管区海上保安本部
艦歴
竣工 1959年(昭和34年)11月14日[1]
退役 1969年(昭和44年)6月1日[1]
現況 退役済
要目
常備排水量 1.6t[2]
満載排水量 2.34t[3]
全長 6.80 m[1][4]
最大幅 2.40 m[1][4]
深さ 0.79 m[1][4]
主機 日産NPUNガソリンエンジン×1基[3]
出力 85馬力[3]または105馬力[1]
推進器 プロペラ×1軸
速力 13.3ノット (24.6 km/h)[3]
最大速力 18.5ノット (37 km/h)[1][3]または19.9ノット (36.8 km/h)[2]
航続距離 60海里[3]または93海里[1]
乗員 5名(最大搭載人員)[1]
テンプレートを表示

ひえん(Hien、CR-51)は海上保安庁救助艇。海上保安庁に在籍した唯一のプロペラ艇である[2]。公称船型は6メートル型プロペラ艇[1]

羽田航空基地がある多摩川河口一帯は、東京湾内でも有数の干潟で、アサリハマグリバカガイ(アオヤギ)といった貝類の産地だった。さらに羽田大森では、ウナギカレイコチギンポアイナメエビなどが水揚げされる、「江戸前」の魚介類の一大漁場だった[5]。そのため、この海域で操業する漁船の救助や漁業取締のための小型船舶が求められたが、干潟が広がる平水域[3]のため、スクリュープロペラで推進する船舶は航行できなくなる可能性があった。そこで、1959年(昭和34年)計画で[2]プロペラ艇の建造実績がある横浜ヨットが建造した[1]のが本艇である。

設計

船体は木製[3]で、船型は船首がV型、船尾が平底だった[1]。操舵は主舵と補助舵によるもので、主舵はプロペラ後方に設置した飛行機と同じ形状の方向舵[2]、補助舵は水中舵だった[1]。なお、本艇に煙突は無いので、コンパスマークは方向舵に描かれていた。

主機はトラック用のガソリンエンジン[1]で、これを船体後部に後ろ向きに設置し、プロペラで推進した。就役当初、プロペラは剥き出しで船室も露天だったが、1967年(昭和42年)までに接触防止のプロペラガードと風防が追加設置されている[2]

運用

参考文献

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI