わたしのベンチ

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わたしのベンチは、山本悍右1963年に制作し、1964年に発表した写真作品である。1963年11月の「ナゴヤ5(ファイブ)―ひとりのオンナ」東京展に「フォトストーリー12点組」として出品され、翌1964年4月には『カメラ芸術』4月号に作者自身の文章を伴う12点組写真として掲載された。同年4月の同展名古屋会場にも出品され、後年の『日本写真史 写真雑誌1874-1985』では「文学と写真」の節に収録されている。[1][2][3]

『カメラ芸術』掲載時には、誌面に英題「MY BENCH / K. YAMAMOTO」が併記され、pp.73-77にわたって掲載された[2]。 作品は連続する12点の写真から成り、雑誌では作者自身の文章と一体のかたちで提示されている[2]。 掲載ページ末尾には、ローライフレックスプラナー75ミリF3.5、ネオパンSS、露光5秒などの撮影・現像データも記されている[2]

発表

2001年の回顧展所収年譜によれば、本作は1963年11月に「ナゴヤ5(ファイブ)―ひとりのオンナ」東京展で「フォトストーリー12点組」として出品された[1]。 翌1964年4月には『カメラ芸術』4月号に「12点組写真」と解説が掲載され、同月の「ナゴヤ5(ファイブ)―ひとりのオンナ」名古屋展にも出品された[1][2]

作者文

『カメラ芸術』掲載時の文章で山本は、「作品について話すことは、あまり好きではない」と書き出し、鑑賞者との対話を通じて作品をめぐる連想や解釈を展開している。[2] 文章中では、ベンチ、星、通りがかりの女、そして「フィナーレ」といった語で表現され、12点の写真は単独のイメージの集積ではなく、物語的な連なりをもつフォトストーリーとして構成されている。[2][1]

背景

位置づけ

脚注

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