アオハタ

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アオハタ(青羽太、学名:Epinephelus awoara )は、ペルカ目ハタ科に分類される魚。朝鮮半島日本から中国沿岸の温暖な海域、太平洋西部に分布する魚で、食材として扱われる。

本種は1842年にオランダ動物学者コンラート・ヤコブ・テミンクドイツ魚類学者ヘルマン・シュレーゲルによって Serranus awoara として記載され、タイプ産地は長崎。種小名は福岡県地方名「アオアラ」に由来する。長崎ではアオナと呼ばれることが多い。

形態

幼魚

最大全長で60cm近くなる個体もいるが、30cmほどのものが比較的多く見られる[2]。ハタとしては小型から中型の部類である。

体長は体高の2.7 - 3.3倍。頭部の背側の輪郭は凸状。前鰓蓋骨の角度は90°未満で、2 - 5 本の棘がある[3]。背鰭は11棘15 - 16軟条から、臀鰭は3棘8軟条から成る[2]。背鰭棘の鰭膜は深く切れこむ。胸鰭は腹鰭よりも長く、尾鰭は扇形[3]

体色は褐色か灰色で腹は黄金色、体には白地に細かい斑点が集まった五本の横筋模様がある。黄色い小斑点が散らばる。ひれが青色で、尾びれなどの端は黄色い。

分布・生態

南シナ海東シナ海西沙諸島台湾日本海を含む、日本および韓国南部からベトナムまでの西太平洋に分布する[1]

岩場や砂地に生息し[2]サンゴ礁でも見られる[1]。幼魚はタイドプールで見られる。生息水深は10 - 50m[3]。攻撃的な種で、同種の他個体を頻繁に追いかけ、噛みつく[2]エビカニなどの甲殻類魚類頭足類を捕食する。雌雄同体で、香港では2 - 3月から5月にかけて産卵し、台湾では6 - 7月、中国浙江省では5 - 7月に産卵する[1]

利用

脚注

関連項目

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