アカアマダイ

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アカアマダイ
鳥羽水族館のアカアマダイ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: ニザダイ目 Acanthuriformes
: アマダイ科 Latilidae
: アマダイ属 Branchiostegus
: アカアマダイ B. japonicus
学名
Branchiostegus japonicus
(Houttuyn, 1782)
シノニム[2]
  • Coryphaena japonica Houttuyn, 1782
  • Latilus japonicus (Houttuyn, 1782)
  • Coryphaena branchiostega Linnaeus, 1766
  • Coryphaenoides hottuynii Lacépède, 1801
  • Latilus ruber Kishinouye, 1907
英名
horsehead tilefish
Japanese horsehead tilefish
red amadai
red tilefish

アカアマダイ(学名:Branchiostegus japonicus)は、アマダイ科に分類される魚類の1種。西太平洋の砂泥底に生息し、人気の食用魚である。

1782年にオランダ博物学者であるマールテン・ホッタインによって Coryphaena japonica として記載され、タイプ産地は七尾市とされた[3]フランスの博物学者であるコンスタンティン・サミュエル・ラフィネスク英語版が1815年にアマダイ属を設立した際、彼はベルナール・ジェルマン・ド・ラセペードが記載した Coryphaenoides hottuynii (現在は本種のシノニム)を基準種とした[4]

分布

日本東シナ海渤海黄海などの中国沿岸からベトナム南部、フィリピン海にまでの西太平洋に分布する。アラフラ海での報告もあるが、詳細は不明[1]。日本では千葉県以南の太平洋岸、青森県以南の日本海岸、瀬戸内海で知られる[5]

形態

体は細長い紡錘形の体で、わずかに斜めの口が瞳孔の3分の1の位置まで開く。体色は全体的にピンクがかった赤色で、一部は金色がかっており、淡黄色の斑点が散らばる。体側面中央部の背側には不規則な赤みがかった斑点がいくつかあり、粘液層が部分的に剥がれて下にある金黄色が見える印象を与える。背鰭前部は暗色である。アマダイ属の他種とは異なり、目の下に銀色の横帯はないが、目の後方に銀白色の大きな三角形の斑点がある。鰓蓋の上縁に、同様の形の小さな白斑が存在することもある。尾鰭には5 - 6本の鮮やかな黄色の縞があり、中央の縞は尾鰭の上葉と下葉でより明瞭である[6]。全長は通常35センチメートルで、最大体重は1.3kgである[2]。雄の方が大型化し、最大体長は雌で47センチメートル、雄で53センチメートルに達する[5]

生態

水深30 - 265メートルの柔らかい砂泥底に生息する。東シナ海と黄海の水深80 - 200メートルでよく捕獲される。産卵は7月と10月に年2回行われ、10月には日本海の佐渡海峡仔魚が出現し始める[6]。東シナ海では1歳で体長12センチメートル、2歳で体長17センチメートルに達し、このころ雌雄ともに性成熟する[5]。捕食者から逃れるため、また夜間の隠れ場所として巣穴を掘って使用する[1]は粘液に包まれた塊であり、浮遊して拡散する[7]

人との関わり

脚注

関連項目

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