アジアの女
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あらすじ
ともに精神を病んでいた兄と妹は未曽有の大地震によって倒壊寸前の家に住み続けていた。震災後、兄である晃郎は心の病から抜け出せずにずっと酒を呑むだけの日々を過ごしていたが、一方で同じように精神を病んでいた妹の麻希子は少しずつではあるが、心の闇から抜け出そうとしていた。そんなある日、心の病に侵されたままの晃郎と心の病から抜け出す光を見つけた麻希子のところへ、一ノ瀬と名乗る作家が姿を現し、晃郎に対して物語を書かせるように迫る。一方で、麻希子に一途な恋心を抱いている刑事の村田は仕事を忘れるほどに懸命に晃郎と麻希子の面倒を見ている。そんな最中、一ノ瀬の誘いで久しぶりに外に出た麻希子は鳥居という女性と出会い、ある仕事に手を出すことになる。5人それぞれに抱かれた思いを心の鏡として映し出す。