アジシオ
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歴史
味の素社は、食塩にグルタミン酸をコーティングすることにより、吸湿固結の防止と呈味力の付加を達成する方法を開発し、1954年(昭和29年)にこれを特許出願した。1956年(昭和31年)にこの出願が認められ、特許庁から特許第228190号として登録された。味の素社は当時、この特許の工業化を考えていなかったが、戦後、食卓塩の需要が急増していることを考慮し、1958年(昭和33年)頃から工業化の検討を開始した。
販売にあたっては、当時塩が専売制であったため、
- 日本専売公社からの了解を取り付けること
- 既存の食塩販売業者調整
といった2つの課題を解決する必要があった。味の素社は、約2年半に及ぶ交渉の結果、
- 日本専売公社から特殊用塩元売人指定を受けグルタミン酸ナトリウムコーティング塩の委託販売を行う
- グルタミン酸ナトリウムコーティング塩の販売ルートについては、小売は塩小売人に限り、卸売は塩小売人と味の素社の特約店との両方とする
という形で課題を解決させ、「アジシオ」の販売に踏み切った。
「アジシオ」のグルタミン酸ナトリウムの配合率は、販売当初は10%だったが、その後は14.7%に引き上げている[2]。
ラインナップ
その他
朝鮮民主主義人民共和国の指導者、金正恩が使用していたことで一時期有名となった。[3]