アジズ・サンジャル

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ノーベル賞受賞者ノーベル賞
受賞年:2015年
受賞部門:ノーベル化学賞
受賞理由:DNA修復機構の解明

アジズ・サンジャル(Aziz Sancar, 1946年9月8日 - )は、トルコアメリカ国籍の生物学者である [1] [2]。専門は生化学分子生物学で、特に哺乳類DNA修復細胞周期チェックポイント、体内時計を研究分野とする[3]ノースカロライナ大学チャペルヒル校教授。

ヌクレオチド除去修復の研究が評価され、「DNA修復機構の解明」により、トマス・リンダールポール・モドリッチと共に、2015年ノーベル化学賞を受賞した[4][5]。 科学技術分野でのトルコ人初のノーベル賞受賞者である。 また、彼はアメリカでのトルコ人学生の支援と、トルコ文化をプロモーションする非営利団体「the Aziz and Gwen Sancar Foundation」の共同創設者である[6]

アジズ・サンジャルは、トルコ南東部マルディン県、サブル市で、中所得層の農家の8人兄弟の7番目として1946年9月8日誕生した[7][8]。サンジャルは「(私の)両親は読み書き出来なかったが、教育の重要性を理解していた。子どもたちの教育の為に一生懸命努力していた」と語った[9]

初等教育をマルディンで終え、高校ではサッカークラブに所属し、ユース代表チーム候補に選ばれたこともあった[10]

1963年イスタンブール大学医学部に入学し、1969年に卒業、サブルの診療所で働いた。その後米国ダラスへ移り、テキサス大学ダラス校で分子生物学博士を取得。エール大学でDNA修復、細胞学などの論文を執筆。その後細胞やガンに関連する415の論文を執筆、33冊の本を出版した。

自身と同じように生物化学教授で教師のグウェン・ボレス・サンジャルと結婚。妻と共に米国で勉強するトルコ人学生をサポートしトルコ・アメリカ関係を発展させる目的で、アジズ・グウェン・サンジャル基金を設立。ノースカロライナで、『Carolina Türk Evi(カロライナターキッシュハウス)』という名の学生寮を設立した[11]

経歴

出典

外部リンク

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