アズマダチ From Wikipedia, the free encyclopedia あずまだち高瀬(富山県南砺市) アズマダチ(吾妻建ち、東建ち)は、富山県の砺波平野など北陸地方に見られる伝統的家屋の民家形式。 近代になってから普及した民家形式である[1]。切妻造妻入の屋根を持つ大型の民家であり、白壁の下地に束柱と貫で格子が構成されている[1]。 普及 原型は江戸時代の金沢城下に建てられた武家屋敷のアズマダテである[2]。幕末から明治初期には十村階級の住宅としてアズマダチが用いられ、明治時代以降にはその他の農家の住宅にも流行するようになったとされる[1]。慶応4年(1868年)の棟札を持つ富山市の2事例が現存最古のアズマダチである[1]。近代になってから金沢周辺の農村部に広まり、その後には加賀平野に波及し、さらに能登半島、砺波平野、氷見、射水方面に広がったとされる[2]。 戦後の動向 戦後にもアズマダチの民家は立てられているが、昭和50年代以後の新築事例は大半が入母屋造である[1]。1988年(昭和63年)の住宅統計調査報告によると、都道府県別の住宅あたり延床面積で最も大きいのが富山県であり、富山県の中では砺波市が1位、小矢部市が2位と、砺波平野の自治体が上位を占めていた[1]。 施設 2006年(平成18年)5月、砺波市野村島にあった民家を移築して南砺市北市にあずまだち高瀬が開館した。2026年(令和8年)3月31日をもって見学と貸館を終了した。 2006年(平成18年)6月10日、砺波市太郎丸にとなみ散居村ミュージアムが開館した。伝統館はアズマダチの伝統家屋を復元した建物である。 となみ散居村ミュージアム伝統館(富山県砺波市) 旧丹後邸(石川県中能登町) アズマダチの民家(富山県射水市) 脚注 1 2 3 4 5 6 菊地成朋「砺波平野の村落と住宅」『住宅と木材』日本住宅・木材技術センター、1993年3月 1 2 高橋光幸「砺波平野散村景観の現状と保全のあり方」『富山国際大学現代社会学部紀要』4巻、2012年3月 この項目は、建築・土木に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:建築/Portal:建築)。表示編集 Related Articles