アソポス川 (ボイオティア)

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延長 57 km
流域面積 718 km2
河口・合流先 スカラ・オロポウ英語版
アソポス川
Ασωπός ποταμός
アソポス川 2019年1月6日撮影
アギオス・トーマス英語版を流れるアソポス川
延長 57 km
流域面積 718 km2
水源 キタイロン山
河口・合流先 スカラ・オロポウ英語版
流域 ギリシャの旗 ギリシャ ヴィオティア県東アッティカ県

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アソポス川の流路。

アソポス川: Ασωπός ποταμός, : Asopus river)は、ギリシャボイオティアと北部アッティカを流れる川である。古代においては都市国家テーバイプラタイア間の境界を形成した[1]プラタイアの戦いはアソポス川の岸で戦われた。パウサニアスによればアソポス川はどの川よりもイグサを高く成長させるという[2]

水源はテーバイの南西にあるキサイロナス山(キタイロン山)の北側の斜面にあり、スカラ・オロポウ英語版近くの南エヴィア湾英語版に注ぐ。全長は57 km。流域面積は718 km2ある[3]

アソポス川は水源から下流に向かって次の土地を流れる。レフクトラ英語版アギオス・トーマス英語版オイノフィタ英語版シカミノ英語版、スカラ・オロポウ。

現在、川の水質と流域の地下水および土壌は工業廃水のために発癌性の高い六価クロムで汚染されている[3]

神話

パウサニアスは原初の王キタイロンに次いでアソポスなる王が現れ、それぞれキタイロン山とアソポス川に自らの名前を与えたとか[4]、プラタイアの地は河神アソポスの娘プラタイアにちなんで名付けられたとするプラタイア人の伝承を引用している[5]。パウサニアスは奇妙なことに、この名を冠したプラタイアは河神アソポスではなくアソポス王の娘だと考えているとコメントしている[4]

アソポス川の支流オエロエ川はヘロドトス[6]パウサニアスによって河神アソポスの娘と呼ばれた[1]。パウサニアスはボイオティアの都市テスピアイはアソポスの娘テスペイア、またはアテナイからその地にやって来たエレクテウスの子孫であるテスピオスから名付けられたと述べている。このテスピオスはそれ以外では私たちに知られていない。ゼウス双子の息子アンピオンゼトスを生んだアンティオペはしばしばアソポスの娘とされる。彼女の息子たちはテーバイの王となった。ピンダロスによるとアイアコスの母アイギナと、ゼトスと結婚したテーベは双子の姉妹であり、アソポスの末の娘である[7]

また数多くの神話的な女性がアソポスの娘とされているが、コリントスのプリウス地方を流れる同名のアソポス川との混乱が見られる。シケリアのディオドロスはアソポスの娘の名前を13人挙げているが(コルキュラ、サラミス、アイギナ、ペイレネ、クレオネ、テーベ、タナグラ、テスペイア、アソピス、シノペ、オルニア、カルキス[8]ハルピナ[9])、アソポスが居住したのはプリウス地方のアソポス川であったとしている[8]

最後にスタティウスの『テーバイス』は、アラルコメナイ英語版、イトネ(Itone)、ミデア(Midea)、アルネ(Arne)、アウリスグライア英語版、プラタイア、プレテオン(Pleteon)、アンテドン英語版の兵を率いた、死すべき運命にあるアソポスの息子ヒュプセウスについて語っている。このヒュプセウスはテーバイ攻めの七将の1人カパネウスに殺された。

環境汚染

脚注

参考文献

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