アフリカバオバブ
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| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Adansonia digitata L. | |||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||
| African Baobab |

アフリカバオバブ(学名: Adansonia digitata)は、アオイ目パンヤ科バオバブ属の植物。アフリカ大陸のサバンナ地域に広く分布している。バオバブのなかでも一般的な樹種で、樹形はずんぐりしており、直径10メートル (m) を越える巨木になる。アフリカの現地の言葉で、ブワブワ(bwabwa)、ムワンバ(mwamba)、ムブユ(mubuty)、モワナ(mowana)などとよばれる[1]。
形態・生態
アフリカバオバブは、群生していることもあるが単独で生えることが多い[1]。木の寿命は、推定で2000年ほど生きられると考えられている[1]。
樹高は25メートル (m) ほどで、幹の周長も同じくらいになる[1]。古木の幹の表面はなめらかで、そのほとんどは菌類の感染によって中が空洞になっている[1]。幹はやわらかくて水分が多く、ここに数千リットルの水を蓄えておくことができる[1]。さらに、樹木としては非常に珍しく、幹の水分の貯蔵量によって木が大きくなったり縮んだりする[1]。葉は5枚または7枚の小葉からなる[1]。
花は一日花で、大きな白い5弁花が吊り下がって咲き、酸っぱいような芳香がある[1]。花は花蜜が少ない代わりに、雄蕊がたくさんある[1]。オオコウモリやガラゴは、この雄蕊を食べながら花粉を浴び、花から花へと移動して花粉を媒介する[1]。花後は柄の先に、25センチメートル (cm) ほどもある卵形をした茶色の果実をぶら下げてつける[1]。果実はゾウやヒヒなどの動物に食べられて、種子が撒布される[1]。