アブラボテ
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| アブラボテ | |||||||||||||||||||||||||||
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Tanakia limbata
アブラボテ(筑後平野)のオスの3Dモデル | |||||||||||||||||||||||||||
| 保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
| LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Tanakia limbata (Temminck & Schlegel, 1846) | |||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| アブラボテ |
形態
遺伝的には3系統存在する[5]。体長4-7cmで、大型個体は10cmに達する。体形は、近縁種のヤリタナゴより体高が高い側扁体形である。体色は褐色を帯びた銀白色で、肩部や体側面に斑紋や縦帯は入らない。和名のアブラ(脂)は本種の体色に由来し、ボテはタナゴの俗称。側線は完全で、側線が通る鱗の数(側線鱗数)は32-36。口角に1対の長い口髭がある。背鰭には紡錘型のオレンジ色の斑紋が入る。尻鰭の縁は黒く、種小名limbataは「縁のある」の意。九州の個体群のみ、縁取りの黒色帯は2本である。
繁殖期のオスは婚姻色を現す。生息地により婚姻色の発現様態には差異が大きく、体側上半部から背にかけて、濃尾平野から関西地方では暗緑色、岡山では紫色、九州では褐色に染まる。吻端には白い瘤(追星)が1つ現れる。メスは黒い産卵管を伸ばす。
- 野生下のアブラボテのオス、筑後平野
- 産卵管の伸びた野生下のメス、筑後平野
- 特に黒味の強いオス(大分県)