アメリカン・チャプスイ
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アメリカン・チャプスイ(American chop suey)とは、牛挽肉、マカロニ、味付けしたトマトソースで作る[1]アメリカのキャセロール料理であり、ニューイングランド地方やアメリカ合衆国の他の地域で見られる料理となっている[2][3][4]ニューイングランド以外の地域では、アメリカン・グーラッシュやジョニー・マルゼッティなどの名前で呼ばれることもある[5]。料理名にアメリカ風中華料理の「チャプスイ」が含まれているが、チャプスイや中華料理の炒雑砕とはほぼ無関係である[4]。

標準的なアメリカン・チャプスイは、エルボマカロニ、細かく刻まれた牛挽肉、炒めた玉ねぎを濃厚なトマトベースのソースと合わせたものである[6]。アメリカン・チャプスイはイタリア系アメリカ料理のほか、ポテト・バーゲンやネセシティ・メスのようなニューイングランドの昔ながらの簡便な食事の影響も受けている。この料理が「アメリカン・チャプスイ」と呼ばれているのは、肉、野菜、イタリア料理によく使われる調味料が無造作にごった混ぜになっていることと[7]、かつてはパスタの代わりに中華料理の主食であるコメが使われていたこと[4]が理由として挙げられている。
インドの中華料理店では、揚げた麺にケチャップで味付けした餡をかけ、目玉焼きを乗せた料理がアメリカン・チャプスイとして供されており、アメリカの旅行誌では「インディアン・アメリカン・チャプスイ」と呼ばれている[8]。第二次世界大戦期の1945年にインドに駐屯していたアメリカ兵が現地の中華料理店でチャプスイを注文し、店側がアメリカ人の嗜好に合わせて作ったケチャップと揚げ麺を使った料理が起源だと言われている[8]。