アリモドキゾウムシ

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アリモドキゾウムシ
成虫
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: コウチュウ目(鞘翅目) Coleoptera
亜目 : カブトムシ亜目(多食亜目) Polyphaga
下目 : ヒラタムシ下目 Cucujiformia
上科 : ゾウムシ上科 Curculionoidea
: ミツギリゾウムシ科 Brentidae
: Cylas
: アリモドキゾウムシ C. formicarius
学名
Cylas formicarius
(Fabricius, 1798)
和名
アリモドキゾウムシ
英名
Sweetpotato weevil
幼虫

アリモドキゾウムシ(擬蟻象鼻虫[1]学名: Cylas formicarius)は、コウチュウ目(鞘翅目)・ゾウムシ上科ミツギリゾウムシ科に分類されるゾウムシの一種。日本では、植物防疫法により特殊害虫に指定されており、発生地から未発生地へのサツマイモ類などの寄生される植物の移動が規制されている[2]。また、日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。

インドミャンマーなどのアジア(特に東南アジア)が起源と考えられている[3]

東南アジアのほか、アフリカ、北アメリカ、中南米、オーストラリアに分布する[4]。日本では、北緯30度以南の南西諸島小笠原諸島に移入分布する[3]

特徴

成虫は体長約6.5㎜、幅約2.0mm[4]。全体に金属光沢があり、口吻と翅鞘及びその腹面は黒藍色、胸部と脚は赤褐色、触角は黄褐色である[4]

幼虫は成熟すると約6.0mmとなり、乳白色(頭部は淡黄褐色)で湾曲しており、多数のしわがある[4]

は乳白色である[4]

生態

アサガオ属植物、サツマイモ属植物、ヒルガオ属植物を寄主植物とし、これらの中で卵から成虫まで各ステージのものがみられる[4]ノアサガオコヒルガオハマヒルガオグンバイヒルガオルコウソウサツマイモなどを食べる[3]

被害

アリモドキゾウムシは寄主植物の塊根の露出部や主茎の根際部などに一卵ずつ産卵し、幼虫は食害しながら孔道を作る(孔道の後方は排泄物で塞がれる)[4]。被害部は褐変あるいは黒変して、強い苦みと臭気を伴い、人の食用だけでなく家畜の飼料にも適さなくなる[4][5]

世界的拡散と対応

参考文献

関連項目

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