アヴァロン (アルバム)

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『アヴァロン』
ロキシー・ミュージックスタジオ・アルバム
リリース
録音
ジャンル ソフィスティ・ポップポップ・ロックシンセポップ、アート・ポップ
時間
レーベル
プロデュース
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
ロキシー・ミュージック アルバム 年表
  • アヴァロン
  • (1982年 (1982)
ミュージックビデオ
「More Than This」 - YouTube
「Avalon」 - YouTube
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アヴァロン』(Avalon)は、ロキシー・ミュージック1982年に発表した通算8作目で最後のスタジオ・アルバムである。

彼等にとって通算3作目となる全英アルバムチャート1位に輝くヒットになった[2]。『ローリング・ストーン』誌が選んだ「歴代最高のアルバム500選」において336位に選ばれている[3]

経緯

1980年5月に発表された前作『フレッシュ・アンド・ブラッド』は、6月に全英アルバムチャートの首位を記録し、一週間でその座を降りたが、8月末に再度返り咲いて9月にかけて3週間居座った。彼等のアルバムが全英アルバムチャートの1位を記録したのは、サード・アルバム『ストランデッド』(1973年)以来のことだった。

同年12月8日にジョン・レノン射殺されると、彼等はドルトムントWestfalenhallenで12月19日と20日に開かれたRock Popに両日出演してコンサートを開いた際、最後にレノンを追悼して「ジェラス・ガイ」を披露した。彼等は翌週に同曲を録音して1981年2月にシングル発表すると、全英シングルチャートの首位を記録する大ヒットになった。これは彼等にとって初の快挙だった[4]。1981年の彼等は、1976年から約3年間の解散期間を除いた約7年間の活動期間の中で、商業上の成功の頂点を極めていた。

内容

アーサー王が死後に赴いたとされる伝説の極楽島「アヴァロン」をモチーフに、ブライアン・フェリーの美学が最高点に到達した作品。

正式メンバーのフェリー(ヴォーカル、キーボード)、フィル・マンザネラ(ギター)、アンディ・マッケイ(オーボエ、サクソフォーン)は、前作に起用したセッション・ミュージシャンに加えてパーカッショ二ストとヴォーカリストを招聘して、ナッソーコンパス・ポイント・スタジオとニューヨークのザ・パワー・ステイション・スタジオで本作を録音した[5]

タイトル曲でスキャットを歌うヤニック・エティエンヌハイチ出身のヴォーカリスト。本作がニューヨークで録音されていたある日曜日、フェリーがスタジオの廊下にあったコーヒーの自動販売機の側でハイチのコーラス・グループを偶然見かけて、そのメンバーだった彼女の歌声に圧倒されて起用したという[6]

「トゥ・ターン・ユー・オン」は、既にシングル『ジェラス・ガイ[7]のB面収録曲として発表されていた[注釈 1]

ジャケットに後ろ姿が映る女性は、後に元フェリー夫人になったルーシー・ヘルモア(Lucy Helmore)である[8][注釈 2]

ツアーから解散へ

本作は1982年5月に発表され、全英アルバムチャートの1位を記録したあと、トップ75に一年以上登場し続けた[9]

本作発表後のツアーは、1982年8月中旬から10月1日までヨーロッパ各国とイギリス、1983年2月に日本[注釈 3]、同年4月末から5月末までアメリカとカナダで行なわれた。メンバーはフェリー、マンザネラ、マッケイ、アラン・スペナー(ベース)、ニール・ハバード(ギター)、アンディ・ニューマーク(ドラム)、ガイ・フレッチャー(キーボード)、ジミー・マーレン(パーカッション)、フォンジ・ソ―ントン(バック・ヴォーカル)、ミシェル・コブス[10](バック・ヴォーカル)、タワサ・アジー(バック・ヴォーカル)の計11名[11]

1982年8月27日のフレジュス公演の模様は、VHS『ザ・ハイ・ロード』[12][13][14](1983年)とアルバム『ハート・スティル・ビーティング (ライヴ・イン・フランス1982)』(1990年)として発表された。また同年9月30日のグラスゴー公演の音源からは、4曲入りEPザ・ハイ・ロード』(1983年)が発表された。

ツアー終了後、ロキシー・ミュージックは解散した[15]

収録曲

特記なき楽曲はブライアン・フェリー作。

オリジナルLP

サイド1

  1. 夜に抱かれて "More Than This"  4:30
  2. ザ・スペース・ビトウィーン "The Space Between"  4:30
  3. アヴァロン "Avalon"  4:16
  4. インディア "India" (インストゥルメンタル)  1:44
  5. 我が胸のときめきを "While My Heart Is Still Beating" (フェリー、アンディ・マッケイ)  3:26

サイド2

  1. ザ・メイン・シング "The Main Thing"  3:54
  2. テイク・ア・チャンス・ウィズ・ミー "Take a Chance with Me" (フェリー、フィル・マンザネラ)  4:42
  3. トゥ・ターン・ユー・オン "To Turn You On"  4:16
  4. トゥルー・トゥ・ライフ "True to Life"  4:25
  5. タラ "Tara" (インストゥルメンタル) (フェリー、マッケイ)  1:43

CD

トラックリスト
#タイトル作詞・作曲時間
1.「夜に抱かれて More Than This」Bryan Ferry
2.「ザ・スペース・ビトウィーン The Space Between」Ferry
3.「アヴァロン Avalon」Ferry
4.「インディア India」(インストゥルメンタル)Ferry
5.「我が胸のときめきを While My Heart Is Still Beating」Ferry, Andy MacKay
6.「ザ・メイン・シング The Main Thing」Ferry
7.「テイク・ア・チャンス・ウィズ・ミー To Turn You On」Ferry, Phil Manzanera
8.「トゥ・ターン・ユー・オン To Turn You On」Ferry
9.「トゥルー・トゥ・ライフ True to Life」Ferry
10.「タラ Tara」(インストゥルメンタル)Ferry, MacKay
合計時間:

パーソネル

脚注

外部リンク

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