アーティストコモンズ
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アーティストは、時期や媒体により異なった名義で活動することがあり、同定可能性が失われたり、権利許諾の手続が煩雑となる一因となっていた。また、従来は、ラジオやテレビで情報を得た後、ライブに行ったりCDを購入したりというコンテンツ消費の循環が発生していたが、インターネットの普及によりコンテンツの循環がSNSなどに依存するようになり、この循環が機能しなくなっていた。この問題を解決し、アーティストの付加価値を向上させることができる環境を構築するためには、アーティストとコンテンツをIDで結びつけ、体系化することが有効と考えられた。しかし、これまでも、事業者ごとに独自のID番号が設定されることはあったが、事業者ごとに異なった体系で整理されているため、互換性に問題があった[2]。
そこで、アーティストとコンテンツに一意性の高いのアーティストIDとコンテンツIDを付与し、最低限の基礎情報と合わせて業界全体で共有することにより、様々なメディアやサービスの連携を可能とすることが本法人の目的である[3]。
体系化されたIDを活用することで、作品アーカイブの構築、ラジオの多様な聴取方法の実現[注釈 1]、放送とインターネットをシンクロさせたサービスの提供などが可能になると考えられている[5]。