イオニア学派
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概要
イオニア学派は、知覚的な情報を元に、自然・万物の根源である「アルケー」を様々に考察した自然哲学の嚆矢として知られる。
ミレトス学派に括られる初期の自然哲学者であるタレス、アナクシマンドロス、アナクシメネスの3人に加え、ヘラクレイトス、アナクサゴラス、アポロニアのディオゲネス、アルケラオス、ヒッポンなどがイオニア学派に含まれる[1]。
アリストテレスは彼らのことをピュシオロゴイ(physiologoi, 「自然について語る者」という意味)と呼んだ。イオニア学派という言葉の使用は、2世紀の哲学史家アレクサンドリアのソーティオーンまで遡ることができる。彼らが時々「宇宙論者」とも呼ばれる。
ほとんどの宇宙論者は、物質はあるものからあるものに変わることはできるが、万物に共通の不変な何かを持っていると考えた。しかし、彼らは実験で見付けるのではなく、宗教や神話というよりはむしろ抽象的な推理を使って説明した。アリストテレスは『形而上学』の第一巻(Α巻)で彼らを最初の哲学者として紹介しており、西洋伝統の最初の哲学者たちとなったわけである。
後の哲学者たちは思索の他の領域も含めるため、研究の幅を広げた。たとえばエレア派は、認識論、または、人間はいかにしてものが存在するのを知りうるのかを研究した。とはいえ、イオニア学派は我々が知っている最初の哲学者たちであり、歴史的にも依然重要なままである。
