イソノキ

From Wikipedia, the free encyclopedia

イソノキ
イソノキ
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : バラ類 rosids
: バラ目 Rosales
: クロウメモドキ科 Rhamnaceae
: イソノキ属 Frangula
: イソノキ F. crenata
学名
Frangula crenata (Siebold et Zucc.) Miq. (1867)[1]
シノニム
和名
イソノキ(磯の木)

イソノキ(磯の木[7]学名: Frangula crenata)とは、クロウメモドキ科イソノキ属落葉低木である。和名の由来は、多くは湿地を好み、根元が水に浸かるような場所に生えるので「磯の木」と名付けられたといわれる[7]。別名、ホソバイソノキ[1]、ホソバクロウメ[1]中国名は長葉凍綠(黃藥、鈍齒鼠李)[1]

日本朝鮮半島中国の東アジア地域に分布し、日本では本州(関東地方では稀少[8])、四国九州屋久島以北[9])に分布する[10][11][12]。山地や丘陵、山野のやや湿った場所や湿地に自生する[10][11][12]。群落区分としては、イヌツゲハンノキ群集の植生区分種である[13]

特徴

落葉広葉樹低木(夏緑低木[13])で、高さ0.25 - 3メートル (m) になる[13][10][14]樹皮は灰褐色で縦に浅く裂ける[7]。一年枝は赤褐色で、はじめのうち毛があるが生長するとなくなり、小皮目がある[14][7]。枝は刺にはならず、短枝も発達しない[11]互生し、長さ6 - 12センチメートル (cm) の長楕円形で側脈が目立ち、葉縁に細かい鋸歯がある[10]。葉裏に細かい毛が生えている[14]

花期は初夏(6 - 7月ごろ)[14][7]両性花[11]は黄緑色で花径は5ミリメートル (mm) ほど、萼片が5枚つき、花弁のように見える[10][14]雄蕊は5個つく[10]

果期は7 - 9月[11]果実核果で、直径6 mmほどある球形で、未熟果は緑色から赤紫色に変わり、熟すと黒紫色になる[10][11]。中に2 - 3個の核がある[14][15]。核は灰色、倒卵形で背面に丸みがあり、腹面は縦に溝がある[11][15]。核の長さは約5 mm、幅約4 mm、厚さ約2.3 mmで、大きさは地域によって差がある[15]

冬芽は互生し、裸芽で褐色の毛に覆われている[7]側芽はかなり小さいが、頂芽は大きくて先が反り気味になる[7]。葉痕は楕円形や腎形で突き出しており、維管束痕が3個ある[7]

利用

脚注

参考文献

Related Articles

Wikiwand AI