イソフエフキ
From Wikipedia, the free encyclopedia
| イソフエフキ | ||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 保全状況評価[1] | ||||||||||||||||||||||||
| LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | ||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||
| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Lethrinus atkinsoni Seale, 1910[2] |
イソフエフキ (学名:Lethrinus atkinsoni) は、フエフキダイ科に分類される魚類の一種。西太平洋に分布し、岩礁やサンゴ礁に生息する。全長は大きくても50cmほどで、吻は短い。胸鰭は白く、それ以外の鰭は赤い。鱗には暗色斑が入る。
1910年にアメリカの魚類学者であるアルヴィン・シールによって記載され、タイプ産地はバラバク島であった[3]。フエフキダイ属を単型のフエフキダイ亜科の下に置く見解もある。『Fishes of the World』第5版ではフエフキダイ科に亜科を認めず、従来のスズキ目からタイ目に分類している[4]。
種小名は論文の図を描いたWilliam Sackston Atkinsonへの献名と考えられる[5]。沖縄では「クチナジ」と呼ばれている[6]。Pacific yellowtail emperor、Atkinson's emperor、reticulated emperor、tricky snapper、Tuamotu emperor、yellow morwong、yellow-tailed emperorといった英名がある。
形態
分布と生息地
生態
雌性先熟の雌雄同体だが、最初から雄として生まれ、性転換しない個体も存在する。一般的に産卵は春が最盛期だが、サイパン島沖では明確な産卵期が確認されていない。尾叉長20.6-21.3cmの個体のうち、50%は性成熟している[12]。10歳で成長が停止し、寿命は20年を超える[6]。プランクトン、軟体動物、甲殻類、魚類を捕食する。単独または群れで生活する[7]。
寄生虫
多くの寄生虫の宿主となっており、ニューカレドニアでの調査では6種の寄生虫が発見された[13]。鰓にはオウギエラムシ科の Calydiscoides rohdei や[14][15][16]、ウミクワガタ科の幼生が寄生する[13]。消化管には Opecoelidae の Macvicaria macassarensis や Neolebouria sp.[13]、Acanthocolpidae の Zoogonus pagrosomi といった数種の二生亜綱[17][18]、四葉目の条虫などが寄生する[13]。腹腔内には錐吻目の条虫である Pseudogilquinia pillersi の幼虫が寄生する[19]。