イワレンゲ
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| イワレンゲ | |||||||||||||||||||||||||||
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茨城県ひたちなか市 2019年10月 | |||||||||||||||||||||||||||
| 分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Orostachys malacophylla (Pall.) Fisch. var. iwarenge (Makino) H.Ohba[1] | |||||||||||||||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| イワレンゲ(岩蓮華)[5] |
イワレンゲ(岩蓮華、学名:Orostachys malacophylla var. iwarenge)は、ベンケイソウ科イワレンゲ属の多年草。開花すれば枯死する一稔性植物で、花後に葉腋から腋芽や走出枝をだして繁殖する。ゲンカイイワレンゲ - O. malacophylla var. malacophylla を分類上の基本種とする変種[4][5][6]。
一稔性植物で、地下に根茎はない。根出葉はロゼット状に開き、ロゼットの径は5-10cmになる。同種内の変種のアオノイワレンゲ O. m. var. aggregeata に似るが、地上部は粉白をおびて白緑色になる。葉身は多肉で扁平、倒披針形になり、長さ4-6cm、幅2-2.5cm、先端は鈍頭から円頭で、多数の葉が重なったロゼットの様子はハスの花に似る。同属のツメレンゲ O. japonica の葉先にある短針状突起はない[4][5][6]。
花期は9-11月。ロゼットの中央の軸部分が高さ10-20cmの円錐状の花茎になり、多数の花を密につける。花序には葉状の苞がつき、花柄の基部に2個の細い小苞がある。萼裂片は薄緑色をし、5個あって基部で合生し、狭卵形で、先は鈍頭から円頭になる。花弁は白色をし、5個で斜めに開き、長さは萼片の2倍で6-8mm、狭倒披針形で先は円頭から鋭頭。雄蕊は2輪で10個あり、花糸は花弁よりやや長く、葯は黄色で紅色にはならない。雌蕊は5個でほぼ離生して直立し、花柱は短く、基部は柄状になる。雌蕊の背面に蜜腺があり、長円形で長さ0.7mm、淡黄色になる。果実は5個の袋果で長楕円形になり、両端はとがる[4][5][6]。