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エリダヌス座タウ4星

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変光星型Lb[2]
赤経 (RA, α) 03h 19m 31.0006476952s[3]
エリダヌス座τ4星
τ4 Eridani
星座 エリダヌス座
見かけの等級 (mv) 3.70[1]
変光星型 Lb[2]
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  03h 19m 31.0006476952s[3]
赤緯 (Dec, δ) −21° 45′ 28.315429163″[3]
視線速度 (Rv) 41.7 ± 0.7 km/s[3]
固有運動 (μ) 赤経: 52.774 ミリ秒/年[3]
赤緯: 32.718 ミリ秒/年[3]
年周視差 (π) 10.6153 ± 0.3213ミリ秒[3]
(誤差3%)
距離 307 ± 9 光年[注 1]
(94 ± 3 パーセク[注 1])
絶対等級 (MV) -1.2[注 2]
エリダヌス座τ4星の位置(赤丸)
物理的性質
半径 102.9 R☉[4]
質量 1.73 ± 0.3 M☉[5]
スペクトル分類 M3.5 III[4]
光度 2,028 L☉[6]
有効温度 (Teff) 3,652 K[4]
色指数 (B-V) 1.614[1]
色指数 (V-I) 2.42[1]
他のカタログでの名称
エリダヌス座16番星, BD-22 584, CD-22 1154, HD 20720, HIP 15474, HR 1003, IRC -20041, SAO 168460[3]
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エリダヌス座τ4星(エリダヌスざタウ4せい、τ4 Eridani、τ4 Eri)は、エリダヌス座の恒星である。見かけの等級は3.70と、肉眼でみることができる明るさである[1]。年周視差に基づいて距離を計算すると、約307光年である[3][注 1]。

エリダヌス座τ4星の光度曲線。キャンベラ郊外に設置した自動撮像測光装置による5年半の観測結果から描画[7]。

エリダヌス座τ4星は、スペクトル型がM3.5 IIIに分類される赤色巨星で、色指数と放射絶対等級から、初期の漸近巨星枝段階にいるとみられる[4][8][5]。この段階の恒星らしく、変光していることがオリン・エッゲンによって確認されており、間もなく確定した変光星に位置づけられた[9][10]。変光星の種類としては、ゆっくりと変光する晩期型の不規則脈動変光星のうち、巨星が該当するLb型に分類されている[2]。変光の範囲は、3.57等から3.72等までの間とされ、振幅はおよそ0.055等級と求められている[1][2]。不規則変光星に分類されているが、周期解析から23.8日という変光周期も求められている[7]。表面の有効温度は約3700 K、光度は太陽の2000倍程度と見積もられ、半径は太陽の103倍に相当する[4][6]。温度と明るさから、恒星の進化経路と照合すると、質量は主系列段階で太陽の1.8倍、赤色巨星となった現在は太陽の1.73倍程度と推定される[5]。

星系

エリダヌス座τ4星は、ワシントン重星カタログで7重星として収録されている[11]。そのうち、4等星のエリダヌス座τ4星Aから2番目に近い位置にみえるエリダヌス座τ4星Cは、力学的な分析から見かけだけの関係であることが示されている[12]。より遠い位置にみえている4星も、やはり見かけだけの関係であると考えられるが、エリダヌス座τ4星Aから西に5.8秒離れた10等星のエリダヌス座τ4星Bは、固有運動が共通する真の連星ではないかと考えられる[13][11][14]。

名称

中国ではエリダヌス座τ4星は、天帝の獣を飼う場所を表す天苑(拼音: Tiān Yuàn)という星官を、エリダヌス座γ星、π星(英語版)、δ星、ε星、ζ星、η星、くじら座π星(英語版)、エリダヌス座τ1星(英語版)、τ2星、τ3星(英語版)、τ5星(英語版)、τ6星(英語版)、τ7星(英語版)、τ8星(英語版)、τ9星(英語版)とともに形成する[15][16][17]。エリダヌス座τ4星自身は、天苑十一(拼音: Tiān Yuàn shíyī)すなわち天苑の11番星といわれる[16][17]。

脚注

関連項目

外部リンク

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