オウシュウヨモギ
ヨモギ属の一種
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オウシュウヨモギ(欧州蓬、学名: Artemisia vulgaris)は、ヨモギ属の種である[1]。
| オウシュウヨモギ | |||||||||||||||||||||||||||
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オウシュウヨモギ | |||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Artemisia vulgaris L., 1753 | |||||||||||||||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||||||||||||||
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シノニム
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| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| オウシュウヨモギ | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| mugwort common mugwort |
温帯ヨーロッパ、アジア、アフリカ北部、アラスカに自生し、外来種としてアメリカ北部に帰化している[2]。道端などの窒素含有土壌に生える非常に一般的な植物である。日本にも帰化し自生している。
英語では一般的に mugwort と呼ばれるが、elon herb、chrysanthemum weed、wild wormwood、old Uncle Henry、sailor's tobacco、naughty man、old man、St. John's plant[注 1]など、多くの別名を持つ[3]。Mugwort の語源は、古高ドイツ語の根を意味する wurz と、古ノルド語の植物を意味する urt を由来として、古英語で成立したと考えられる[4]。
特長
用途
鉄器時代の初期には、香りのある飲み物として飲用されていた[5]。精油には毒性のあるツジョンを含み、防虫剤として効果がある。特に幼虫や蛾に効果がみられる[6]。
葉の裏の毛は、火口として使われる。
食料
花をつける前に採取した芽や葉は、肉や魚に苦めの風味を付けるのに利用された。ビールにホップが導入される前に、風味を付けるのに使用されていた[5][7]。
薬草
10世紀の異教徒の書物「九つの薬草の呪文」に Mucgwyrt とあるように薬草として知られる[8]。中世ヨーロッパでは、魔除けのハーブとして使われた。庭には、虫よけとして植えられた。古来から旅行者の疲労回復と、悪霊と動物避けに用いられた。ローマの兵士たちは、疲労対策にサンダルに入れた[9]。
グリーブの『近代ハーブ』(A Modern Herbal:1931)には、「中世において、Cingulum Sancti Johannis(聖ヨハネの帯)と呼ばれていた。バプテスマのヨハネが荒野でそれの腰巻を身に着け、聖ヨハネの前夜祭にこれの束で作った冠をかぶり、魔から身を守ったと信じられていたことによる。オランダとドイツでは、この由来から St. John's Plant と呼び、聖ヨハネの前夜祭に身に着け、厄や病気から身を守る信仰がある。」と記されている[10]。
