オオカワヂシャ

From Wikipedia, the free encyclopedia

オオカワヂシャ
栃木県鬼怒川中流河川敷 2018年5月下旬
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids
: シソ目 Lamiales
: オオバコ科 Plantaginaceae
: クワガタソウ属 Veronica
: オオカワヂシャ V. anagallis-aquatica
学名
Veronica anagallis-aquatica L.[1]
和名
オオカワヂシャ(大川萵苣)
英名
Water speedwell

オオカワヂシャ(大川萵苣; 学名: Veronica anagallis-aquatica)とはオオバコ科クワガタソウ属植物の一種。ヨーロッパからアジア北部原産で、日本には外来種として定着している。

リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである[2][3]

ヨーロッパからアジア北部を原産地とする[4]

日本には、本州の岩手県以南に帰化している[5]

特徴

越年草[6]、河原や水田、河川や湖沼の岸辺などに生育し、根茎を伸ばして繁殖する。高さは30cm-100cmほどになる。葉の根元から花柄を伸ばし、4-9月に白紫色の花をたくさん咲かせる。種子の大きさは0.4mmと小さく、風に吹かれて運ばれたり、動物などに付着したりして拡散する。長楕円形でごく小さい鋸歯がある葉は、対生する[7]。よく似た種に在来種のカワヂシャVeronica undulata Wall.[8]があるが、本種は葉の鋸歯が小さく、葉の幅が広く、緑色が濃いという特徴がある[4]。ただし、生育環境によって葉の形には多少の変異がある。

外来種問題

日本では1867年に神奈川県の相模での記録が初めてだが、詳しい導入経路や時期はよくわかっていない[4]。現在も分布を拡大させている。

在来種のカワヂシャと交雑することが観察されており、雑種個体はホナガカワヂシャ(Veronica × myriantha Tos. Tanaka)と呼ばれる[9]。この雑種の種子は発芽能力があり、カワジシャへの遺伝子汚染が心配される[9]

静岡県柿田川では、本種を抜き取ったり、刈り取ったりすることで交雑対策をしている[7]

外来生物法により特定外来生物に指定されている。

脚注

参考文献

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI