クワガタソウ属

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クワガタソウ属
Veronica officinalis
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids
: シソ目 Lamiales
: オオバコ科 Plantaginaceae
: クワガタソウ属 Veronica
学名
Veronica L.

クワガタソウ属Veronica)は、オオバコ科に含まれる属のひとつである。以前はゴマノハグサ科とされていた。

クワガタソウ属は、ゴマノハグサ科の多くが唇形花をつけるのに対して、大きく平らに広がった花冠をつけるのが特徴である。一見は深く裂けた4弁が放射相称になっているように見えるが、実際には左右相称であり、上側1弁はやや大きく、これに2脈が入っている。また下側1弁がやや小さいものも多い。は大きく4裂する。雄蘂は2個、花冠とほぼ同じ長さで、葯は2室。

一年草二年草または多年草で、は鋸歯のある単葉を、普通は対生する。花は単生か総状花序を作り、これがの先端に出るか、途中の葉腋に出る。果実は朔果で、扁平で先端がくぼむ。

名前の由来

学名のVeronicaは聖女ヴェロニカ (聖人)と同じ綴りであるが、この属は元々Vetto-nica(ベットニカ)であったものが変じてVeronicaとなったとみなされている。

一方、キリスト教の伝説に由来するともされている。キリストがカルヴァリの丘へ向かう途中、背負った十字架の重みにしばらく立ち止まって休んだとき、聖ヴェロニカがキリストの顔に流れる血と汗をぬぐったという。このとき、キリストが使ったハンカチには、その後キリストの肖像が浮かび上がる奇跡が起こったとされている。そして、キリストの血は、聖ヴェロニカの身につけた花にも滴り落ちた。この花が聖なる花「ヴェロニカ」となったとされる[1]

分類

広く北半球に約300種がある。帰化植物を含め、日本では以下のような種が知られる。

道ばたの雑草

水湿地の雑草

山野の草花

旧ルリトラノオ属のもの

従来、オオバコ科ルリトラノオ属 Pseudolysimachion に分類されていた植物群は、最新の分子系統解析の結果、本属に包含された[2]。この場合、種の学名は、属名は Veronicaとなり、種小名、亜種名、変種名等は --um とある場合は、--a となる。

脚注

参考文献

外部リンク

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