オオクモヘリカメムシ
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| オオクモヘリカメムシ | |||||||||||||||||||||||||||
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成虫 | |||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Anacanthocoris striicornis (Scott) | |||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| オオクモヘリカメムシ |
オオクモヘリカメムシ(大蜘蛛縁亀虫、学名:Anacanthocoris striicornis)は、細身の大柄なカメムシの1種。放つ臭いはきわめて臭い。
特徴
成虫の体長が20mmほどの大きなカメムシである。全体に多くの部分がつや消しの緑色を帯び、前翅は黒っぽい褐色をしている。背面から見ると、頭部、前胸と小楯板が緑で、前翅が黒褐色である。ただし死ぬと黄色く退色するので、標本ではこの色は残らない。
体は細長い。頭部は小さく突きだし、複眼は黒褐色、単眼は赤い。触角は細長く、四節からなり、全体に褐色だが第四節の基部側半分が緑色なので、先端だけが明るい色に見える。
前胸はその両側が直線的に後方に広がり、それ以降の胴部に続く。背面は前に傾いた平面を作る。前胸の縁ははっきりした稜となって黒く、その後端直前が体で一番幅広く、その位置に胴部より少し突き出た部分がある。胴部は前胸の後端とほぼ同じ幅で後方へ伸び、後端は丸く狭まって終わる。腹部の側面は前翅からほとんどはみ出さない。歩脚は緑色で基部の近くはより濃い色になる[2]。
幼生は全身が緑色で多少の暗い斑紋がある。体型は成虫とはかなり異なり、前胸は幅狭く、腹部中央が一番幅広い。終齢幼虫では翅芽がはっきりすると共に、前胸がやや幅広くなり、より成虫に近い体型になる[3]。
習性と生活史
食草はネムノキ。そのためにネムノキを探すとその葉の上で見つけることができる。ネムノキはパイオニア的な樹木で、草原や川原、林縁部に多く見られるから、この虫もそのような明るいところで見られる。成虫は時に果樹園に侵入して若い果実から汁を吸うことがある。両側の触角と前肢を一本にそろえて前に突き出す姿勢を取って静止することがある。
卵は数個ずつまとめて葉裏に産み付けられる。卵は長さ2mm強、幅1.5mmほどでちょっと特殊な形のおおむね楕円形で、一端に白く縁取られた円形部があり、ここから幼虫が脱出する。孵化には10-15日かかる。幼虫は五齢まであり、1ヶ月-1ヶ月半くらいで羽化する。羽化した成虫はすぐに繁殖行動にはいるので、おそらく年二化性と考えられる。越冬は成虫で行う[4]。