オオヨドシマドジョウ
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| オオヨドシマドジョウ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 絶滅危惧IB類 (EN)(環境省レッドリスト) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Cobitis sakahokoNakajima&Suzawa,2015 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| オオヨドシマドジョウ | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Oyodo spined loach |
オオヨドシマドジョウ( Cobitis sakahoko)は、大淀川固有のシマドジョウ属の一種。近年までヤマトシマドジョウと同一視されてきた。本種は異種間交雑由来の4倍体性種であると考えられている[1]。
形態
生態
抽水植物などが植生する清流を好み、泥がほとんど堆積していない川底に生息する。生活史は不明だが、ヤマトシマドジョウと同様に、岸際にある伏流水が流れ出る植生があるような底で産卵すると推測される。野外では2年以上生き、飼育下では3年以上生存する[4]。
研究の推移
特に宮崎県・鹿児島県に流域をもつ大淀川水系に分布するシマドジョウ属については,1951年、皆森が大淀川のシマドジョウ(Cobitis biwae)の特異集団を報告し[5]、1971年には、原色淡水魚類検索図鑑で、同様に大淀川水系にシマドジョウが分布するとしたものの[6]、1995年、赤崎はこれらには触れずにヤマトシマドジョウを記録する[7]など、大きく混乱していた。2011年、2011年に中島らにより大淀川水系の一支流から採集されたシマドジョウ属がこれらのいずれの種とも異なることが形態的・遺伝的に明らかにされ、和名オオヨドシマドジョウが提唱された[8]。2015年に新種記載され、Cobitis sakahokoと命名された[9]。これらの経緯から、大淀川水系に産するシマドジョウ属はヤマトシマドジョウではなく、すべてオオヨドシマドジョウであると認識されるようになった[8]。その後、2019年に中島らによってヤマトシマドジョウ種群も鹿児島県内の大淀川支流から確認されている [10]。本種が生息する地域は火山活動による環境改変が長期的観点でみると著しく速く、このような環境で固有の淡水魚が生まれることは、生物地理学的に大変珍しく、研究が待たれる[4]。