オスロ市電SL95形電車
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| オスロ市電SL95形電車 | |
|---|---|
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SL95(143、2024年撮影) | |
| 基本情報 | |
| 製造所 | アンサルド→アンサルドブレーダ |
| 製造年 | 1998年 - 2004年 |
| 製造数 | 32両 |
| 運用開始 | 1999年 |
| 運用終了 | 2025年 |
| 投入先 | オスロ市電 |
| 主要諸元 | |
| 編成 | 3車体連接車、両運転台 |
| 軸配置 | Bo′+Bo′Bo′+Bo′ |
| 軌間 | 1,435 mm |
| 電気方式 |
直流750 V (架空電車線方式) |
| 最高速度 | 80 km/h |
| 車両定員 |
着席 88人 立席 124人(乗客密度4人/m2時) |
| 車両重量 | 64 t |
| 全長 | 33,120 mm |
| 全幅 | 2,600 mm |
| 全高 | 3,625 mm |
| 床面高さ |
高床部分 630 mm 低床部分 350 mm (低床率50 %) |
| 車輪径 | 680 mm |
| 固定軸距 | 1,800 mm |
| 主電動機出力 | 105 kw |
| 出力 | 840 kw |
| 備考 | 主要数値は[1][2][3][4]に基づく。 |
SL95は、かつてノルウェーの都市・オスロの路面電車のオスロ市電で使用されていた電車。イタリアで製造された、車内の一部がバリアフリーに適した低床構造となっている部分超低床電車で、形式名の「SL95」は1995年に発注が実施された連接式路面電車(Sporvogn Ledd)を意味していた[1][2]。
導入までの経緯
1990年代初頭、当時オスロ市電を運営していたオスロ運営主体公社(AS Oslo Sporveier)は、市電向けの新型電車の導入を検討していた。当初はスウェーデンのストックホルム向け車両との同時発注やチェコスロバキア(現:チェコ)のČKDタトラ製のタトラT7B5の導入などが計画され、後者については実際に試運転も実施されたものの、両者とも実現せずに終わった。その後、独自でオスロ市電向け車両を発注する形へと計画が変更され、欧州各地の鉄道車両メーカーとの間で交渉が行われた結果、1995年にイタリアのアンサルドとフィレマのコンソーシアムとの間に新型電車に関する契約が交わされた。これに基づき製造が実施されたのがSL95である[3][4][5][6]。
構造
SL95形は全溶接式のアルミニウム合金製車体を有する両運転台の3車体連接車で、車体両側に乗降扉が設置されていた。編成内の4箇所に設置されていた台車は全て三相誘導電動機(出力105 kw)が搭載されている動力台車で、1次ばねにはゴムばね、2次ばねには空気ばねが用いられていた。制動装置としてオスロ市電に存在する勾配区間に適した回生ブレーキが採用されていた他、台車にはディスクブレーキが、非常用として電磁吸着ブレーキが搭載されていた[1][2][7]。
車内は全体の50 %が床上高さ350 mmの低床構造となっており、乗降扉のうち3箇所は低床部分に設置されていた他、低床部分の乗降扉付近には車椅子スペースが編成内に2箇所設置されていた。[1][2][7]。
- 車内
- 車内(運転台付近)
- 屋根上の機器(2007年撮影)