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オリックス属

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オリックス属(オリックスぞく、Oryx)は、偶蹄目(鯨偶蹄目)ウシ科に含まれる属。

分布

形態

頸部背面の正中線に沿って短い体毛が直立し、鬣状になる[2]。

雌雄共に直線的かサーベル状に湾曲した細長い角がある[2]。角には15 - 30本の環状の隆起がある[2]。吻端は体毛で覆われ皮膚が裸出(鼻鏡)しない[2]。第3 - 4指趾の蹄(主蹄)の間には臭腺(蹄間腺)がある[2]。

乳頭の数は4個[2]。

分類

 
 

アダックスAddax nasomaculatus

 
 
 

ベイサオリックスOrix beisa

 
 
 

ゲムズボックOrix gazella

 
 
 

アラビアオリックスOrix leucoryx

 
 

シロオリックスOrix dammah

 
 
 
 
 
Hassanina et al.(2012)よりミトコンドリアDNAのシトクロムbとCOI遺伝子の塩基配列を決定し最大節約法で推定した系統図を抜粋[3]

以下の分類・英名はMSW3(Grabb, 2005)を基に、和名は今泉(1988)に従う[1][2]。

生態

砂漠や半砂漠、サバンナなどに生息する[2]。6-30頭からなる小規模な群れを形成して生活する[2]。シロオリックスは雨期に1000頭に達する大規模な群れを形成することもあった[5]。

食性は植物食で、草本、葉、果実、球根などを食べる[2]。水があれば飲むものの、水を飲まなくても長期間生活することができる[2]。

人間との関係

娯楽としての狩猟、家畜との競合などにより生息数は減少している種もいる[5]。アラビアオリックスは1972年に野生個体は絶滅し、1980年から飼育下繁殖個体を野生に戻す試みが進められている[6]。シロオリックスは1988年以降は生息報告例がなく野生個体は絶滅したとされ[7]、1997 - 1998年の調査でも生息する証拠が発見されていない[5]。

参考文献

関連項目

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