Wikiwand AI

オレンジバト

From Wikipedia, the free encyclopedia

オレンジバト(学名:Ptilinopus victor)は、ハト科に分類される鳥類の一種。ハトの中でも鮮やかな体色を持ち、雄の頭部は金色がかったオリーブ色で、体はオレンジ色の長い羽毛で覆われる。風切羽も頭部と同様の色だが、止まっている際はオレンジ色の羽毛に隠れている。脚と嘴、囲眼裸皮は青緑色で、虹彩は白い。雌は暗い緑色で、尾は黒く、下尾筒はオレンジがかった黄色である。幼鳥の体色は雌と似る。

フィジーの固有種であり、バヌアレブ島、タベウニ島、ラビー島(英語版)、キオア島(英語版)、カミー島(英語版)、ラウカラ島(英語版)の森林に生息する。主に果実、ベリー、ケムシ、昆虫を捕食する。白い卵を1個産む。キガシラヒメアオバト(英語版)やキンミノヒメアオバト(英語版)と近縁である。分布域は狭いものの一般的な種であり、国際自然保護連合のレッドリストでは低危険種に指定されている[1]。

下位分類

1872年に鳥類学者のジョン・グールドによって、Chrysoena victor として記載され、タイプ産地はバヌアレブ島であった[2]。属名は古代ギリシア語の「ptilon (羽毛)」と「pous (足)」を組み合わせたもので、種小名はラテン語で「征服者」を意味する[3]。orange dove、orange fruit dove、flame doveといった英名がある[4]。

ヒメアオバト属(英語版)には50種以上が分類される。本種はキガシラヒメアオバト(英語版)の姉妹種であり、この2種はキンミノヒメアオバト(英語版)と近縁である。これら3種は Chrysoena 亜属に分類される[5]。この亜属を独自の属とする見解もある。

2亜種が知られており[6]、中間的な個体も存在する[7]。

分布と生息地

フィジーの固有種であり、バヌアレブ島、タベウニ島、ラビー島(英語版)、キオア島(英語版)、カミー島(英語版)、ラウカラ島(英語版)に分布する。近縁種と同様に森林に生息し、二次林や拠水林(英語版)など、開けた環境を好む。ただし閉鎖的な原生林でもよく見られる。標高420-980mと、比較的高地に生息し、低地では見られない。これは森林伐採によって適切な生息地が失われたことが原因であると考えられる[4]。

生態と行動

出典

関連項目

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks