オレンジ花水
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成分
各国での名前
用途
食用
ジバシエやスペインのキングケーキなど、地中海のデザートで伝統的に欠かせないものとして使われており[3]、北アフリカや中東でも伝統的に利用され、シロップの香り付けによく使われる。また最近では、西洋料理の食材としても注目されており、ヨーロッパではマドレーヌに、メキシコではウェディングケーキやパン・デ・ムエルに、アメリカではスコーンやマシュマロの風味づけに使われている。またラモス・ジン・フィズなどのカクテルにも用いられる。
粘土で作られた気化熱式冷却保存容器qullaに入れていた水や、中東の硬水に含まれる不快な臭いや風味を隠すため、また風味づけに普通の飲料水によく添加されている。
アルジェリアやモロッコでは、客が来た時やお茶の時に手を洗う目的でフィンガーボウルに入れて用いられる。アルジェリアやモロッコのティーセットでは、銀や金属の特別な器で供されていたが、この風習は現在では廃れている[5]。しかしアルジェリア料理やモロッコ料理では、お菓子の香り付けや、しばしばコーヒーなどの飲み物の香り付けに使われることもある[6]。
医薬品
マルタや多くの北アフリカ諸国、中東諸国などでは、腹痛の薬として広く使用され、成人だけでなく赤ん坊にも用いられる。[7]
化粧品
化粧品原料国際命名法(INCI)では、以下の成分名とされている[8]。
- Citrus Aurantium Amara (Bitter Orange) Flower Water
- Citrus Aurantium Dulcis (Orange) Flower Water
ギリシャ神話で、ユーピテルが妻である結婚の女神ユーノーにオレンジ(またはオレンジの花)を贈って以来[9][10]、オレンジの花は結婚の象徴とされ、クレタ人はオレンジ花水を花嫁と式場に振りかける慣習があった[11]。
関連項目
- アタール - 中東の菓子作りに欠かせないシロップ。オレンジフラワーウォーターで香り付けをする。

